TalendでのPrivateLinkに対するサポートのアーキテクチャー
PrivateLinkを利用すれば、Talend CloudとAWS VPCの間にセキュリティの高いネットワークを構築できます。
AWS PrivateLinkのサポートはTalend Cloudのどのリージョンででも利用できます。
Talend Cloudと自分のVPCの間の通信はパブリックインターネットを使わずに、PrivateLink接続経由で行われます。Talend StudioおよびTalend Remote Engineのようなアプリケーションを自分のオンプレミスネットワークまたは自分のVPCのどちらかにインストールできます。このアプローチによって、露出リスクが大きく軽減されます。
情報メモヒント: *.central.cloud.talend.comで実行されるリージョンを問わないサービスは、テレメトリーデータの転送のみを目的としてパブリックDNSを使用します。この転送がTalend Remote Engineの最適な動作に影響を与えたり、露出リスクを高めたりすることはありません。
PrivateLinkは、グラフィカルアプリケーションからAPIサービスまで、一般的にTalend製品にサポートされています。
PrivateLink接続またはIP許可リストで作業
Talend Cloudにアクセスするには、IP許可リストとPrivateLink接続を同時に使用できません。IP許可リスト有効 | IP許可リスト無効 | |
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PrivateLink接続有効 | Talend Cloudは、許可リストのクライアントIP経由でのみアクセスされます。 | Talend Cloudは、PrivateLink接続またはパブリックインターネット経由でアクセスされます。 |
PrivateLink接続無効 | Talend Cloudは、許可リストのクライアントIP経由でのみアクセスされます。 | Talend Cloudは、パブリックインターネット経由でのみアクセスされます。 |
TalendでAWS PrivateLinkを使うための要件
Talend CloudでのAWS PrivateLinkのサポートはリクエストに応じた提供となります。この機能をご希望の場合は、TalendでAWS PrivateLinkを有効化で説明されている情報を用意してサポート担当者にご連絡ください。リクエストを送信する前に、お使いのAWSプラットフォームでAWS PrivateLinkのサポートが利用できることをご確認ください。