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MDMデモプロジェクトの紹介

Talendでは、お使いのTalend StudioにインポートできるMDMデモプロジェクトが提供されています。MDMデモプロジェクトは、いくつかの基本的なMDM機能が含まれています。これにより具体的なサンプルを使用してTalend MDMの使い方を学び、セットアップ方法を調べ、Talend MDMの機能を設定するのに役立ちます。

MDMデモプロジェクトをTalend Studioにインポートする方法は、Talend Studioユーザーガイドでデモプロジェクトをインポートに関するセクションを参照してください。

Talend Studioを起動してMDMデモプロジェクトをTalend Studioにインポートすると、MDMリポジトリーに以下のサンプルアイテムが表示されます。

[Item] (アイテム) [Name] (名前) 説明
データコンテナー [Product] (製品)

Productデータモデルのマスタデータレコードが保持されます。

詳細は、Talend Studioユーザーガイドでデータコンテナーに関するセクションを参照してください。

データモデル [Product] (製品)

[Product] (製品)[ProductFamily] (製品ファミリー)、および[Store] (ストア)という3種類のエンティティを定義します。

プロセス - [Before-Saving Check] (保存前チェック) beforeSaving_Product

ジョブValidatePriceChangeを呼び出して、製品の価格変更を有効にしてから、MDMハブに保存します。

この[Before Saving] (保存前)プロセスのユースケースは、[Before Saving] (保存前)プロセスを使って価格変更の妥当性をチェックをご覧ください。

プロセス - [Entity Action] (エンティティアクション) Runnable_Product#

PriceWorkflow

ワークフローProduct_Productを呼び出して、製品の価格変更をリクエストし、承認します。

プロセス - [Entity Action] (エンティティアクション) Runnable_Product#ShowMap

ジョブShowStoreMapを呼び出して、Google Mapのストアのアドレスを検索します。

プロセス - [Welcome Action] (ウェルカムアクション) Runnable#LoadAll

ジョブMDM_LoadAll を呼び出して、サンプルレコードをProductFamilyおよびProductエンティティにロードします。

トリガー CheckAvailabilityOnCreate

新しい製品エンティティレコードを作成する際に、利用可能状況を確認するためにジョブCheckAvailabilityを呼び出します。

トリガー CompleteStoreURLOnCreate

新しい製品エンティティレコードを作成する時にジョブCompleteStoreURLを呼び出し、OnlineStore属性値を入力します。

トリガー GoogleMap

新しいStoreエンティティレコードの作成時、またはStoreエンティティレコードのAddress属性値の更新時にジョブGoogleMapを呼び出し、Address属性値に基づいてLatLong、およびMap属性の値を入力します。

トリガー SynchronizeOnUpdate

Productエンティティレコードの更新時にジョブSynchronizeAppsを呼び出して、色とサイズのデータを抽出します。

ジョブ CreateUsers

3つのMDMユーザーを作成しTalend Administration Center、それぞれ特定のカスタムロールを割り当てます。

  • aministrator@mdm.company.com、システムロールは[Super Admin] (スーパー管理者)
  • manager@mdm.company.com、システムロールは[Interactive User] (インタラクティブユーザー)およびカスタムロールDemo_Managerを使用。
  • user@mdm.company.com、システムロールは[Interactive User] (インタラクティブユーザー)およびカスタムロールDemo_Userを使用。
ジョブ DeleteFamilies ProductFamilyエンティティのすべてのレコードを削除します。
ジョブ DeleteProducts Productエンティティのすべてのレコードを削除します。
ジョブ MDM_Reset ジョブDeleteProductsDeleteFamiliesを連続して実行し、ProductおよびProductFamilyエンティティのすべてのレコードを削除し、ジョブMDM_LoadAllを実行して、ProductFamilyおよびProductエンティティのすべてのサンプルデータを再度ロードします。
ジョブ AddProductCE 新規Productエンティティレコードのリストを重複チェックを行ってロードします。
ジョブ CheckAvailability Productエンティティレコードの利用状況を確認します。
ジョブ CompleteStoreURL 新しいProductエンティティレコードの新規作成時にOnlineStore属性の値を設定します。このジョブは、トリガーCompleteStoreURLOnCreateによって呼び出されます。
ジョブ GoogleMap Storeエンティティレコードの新規作成時、またはStoreエンティティレコードのAddress属性値の更新時にAddress属性値に基づいてLatLong、およびMap属性の値を設定します。
ジョブ ShowStoreMap StoreエンティティレコードのGoogle Map URLを返します。このジョブは、プロセスRunnable_Product#ShowMapによって呼び出されます。
ジョブ ValidatePriceChange 製品価格を15%を超えて増加させたり、減少させたりしない妥当性チェックを行います。このジョブは、[Before Saving] (保存前)プロセスbeforeSaving_Productによって呼び出されます。
ジョブ LoadProductFamilies ProductFamilyエンティティのサンプルレコードの一部をロードします。
ジョブ LoadProductFeatures Productエンティティの色とサイズのデータ​​をロードします。
ジョブ LoadProducts Productエンティティのサンプルレコードの一部をロードします。
ジョブ MDM_LoadAll ジョブLoadProductFamiliesLoadProducts、およびLoadProductFeaturesを連続して実行し、サンプルレコードをProductFamilyおよびProductエンティティにロードします。
ジョブ SynchronizeApps Productエンティティレコードの色とサイズのデータ​​を抽出します。ジョブはトリガーSynchronizeOnUpdateによって呼び出されます。
リソース 11個の画像 これらのイメージは、ジョブLoadProductsを実行してサンプル製品レコードをロードし、Picture属性の値を設定するために使用されます。
ロール
  • Demo_Manager
  • Demo_User
たとえば、カスタムロールDemo_Managerには、一部の属性値に対する書き込みアクセス権限を付与する一方、カスタムロールDemo_UserにはProductエンティティのPrice属性の値を書き込めないようにできます。
ビュー
  • [Product] (製品)
  • Product(AndFamily)
  • Product(Stores)
  • Product(Unavailable)
  • ProductFamily
  • Store

各ビューでは1つまたは複数のエンティティで表示可能または検索可能なエレメントを指定します。

Talend MDM Web UIにより、特定のカスタムロールにアタッチしてから、カスタムロールを特定のユーザーに割り当てることができます。そのようにすることでユーザーがアクセスできるビューおよびユーザーが表示、検索できるエレメントを制御します。

ワークフロー Product_Product 製品のすべての価格変更をリクエストし、承認できます。

このワークフローのユースケースは、ワークフローを使って価格変更をリクエストおよび承認(非推奨)をご覧ください。

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