メイン コンテンツをスキップする 補完的コンテンツへスキップ

カラムでインジケーターを設定

分析するカラムを定義した後は、定義したカラムのシステムインジケーターまたはユーザー定義インジケーターを設定します。

システムまたはユーザー定義インジケーターの設定

始める前に

Talend StudioProfilingパースペクティブの分析エディターでカラム分析が開いていること。

手順

  1. [Indicators] (インジケーター)メニューで、カラムをダブルクリックします。[Indicator Selection] (インジケーターの選択)ダイアログボックスが開きます。
  2. カラムに適用したいインジケーターをクリックします。
    情報メモ注:

    SQLエンジンで分析を実行する場合、データベースの日付型のカラムに対してパターン頻度統計を使うことは有用ではありません。すべての日付が1種類の形式で表示されるため、このインジケーターによってデータクオリティ問題が検出されることはありません。

    分析の日付カラムに[Date Pattern Frequency] (日付パターン頻度)を付けると、分析結果から日付の正規表現を生成できます。

    情報メモ制約事項: 参照プロジェクトからのユーザー定義のインジケーターとパターンは、[Indicator Selection] (インジケーターの選択)ダイアログボックスでは利用できません。それらをカラムにドラッグ&ドロップします。
  3. OKをクリックします。
    この例の分析により、以下が提供され、計算されます。
    • 全カラムでのシンプル統計。
    • テキスト統計インジケーターを用いたテキストフィールドの特性、およびインジケーターにおける各個別レコードの最頻値の数。
    • 頻度の高いパターンと低いパターンを示すemailカラム内のパターン。これは、パターン頻度統計インジケーターを使ってクオリティ問題をさらに容易に特定するためのものです。
    • 要約統計インジケーターを使った、total_salesカラム内の数値データの範囲、四分位範囲、平均、中央値。
    • 売上額における1から9までの数字の頻度。これは、不正検出インジケーターを使って不正を検出するためのものです。
  4. 分析でユーザー定義のインジケーターを設定する場合は、ドラッグ&ドロップも使用できます。次の手順に従ってください:
    1. [DQ repository] (DQリポジトリー)ツリービューで、[Libraries] (ライブラリー) > [Indicators] (インジケーター)と展開します。
    2. [User Defined Indicator] (ユーザー定義インジケーター)フォルダーから、カラムコンテンツの分析に使うユーザー定義インジケーターを[Indicators] (インジケーター)メニューのカラム名にドロップします。
      ユーザー定義インジケーターは、カラム名の下に表示されます。
    3. ユーザー定義インジケーターにしきい値を設定します。
  5. 分析を保存します。

システムまたはユーザー定義インジケーターのオプション設定

始める前に

分析エディターでカラム分析が開いていること。詳細は、分析するカラムを定義をご覧ください。

このタスクについて

インジケーターの値に関する想定しきい値を定義できます。定義するしきい値は、データのクオリティ測定のために使用されます。インジケーターの値が定義したしきい値外にある場合、データのクオリティがよくありません。しきい値は定義しなくても構いませんが、複数定義することはできません。これらのしきい値は、行数に対する割合または値で設定できます。

インジケーターの設定の詳細は、システムまたはユーザー定義インジケーターの設定をご覧ください。

手順

  1. [Indicators] (インジケーター)メニューで、[Settings] (設定)をクリックします。
  2. 開いたダイアログボックスで、インジケーターにパラメーターを設定します。
    たとえば、分析するカラムにnull値がある場合に警告を出すようにするには、[Null Count] (null値数)[Upper threshold] (上限しきい値)を「15」に設定できます。
    [Indicator settings] (インジケーター設定)ダイアログボックスの概要。

    インジケーター設定のダイアログボックスは、各インジケーター特有のパラメーターによって異なります。さまざまなインジケーターのパラメーターの詳細は、インジケーターパラメーターをご覧ください。

  3. [Finish] (終了)をクリックしてダイアログボックスを閉じます。
  4. [Next] (次へ)をクリックします。

このページは役に立ちましたか?

このページまたはコンテンツにタイポ、ステップの省略、技術的エラーなどの問題が見つかった場合はお知らせください。