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レポートファイルの生成

レポートファイルは、[DQ repository] (DQリポジトリー)ツリービューまたは開いているレポートエディターから生成できます。

始める前に

  • Profilingパースペクティブでレポートファイルが作成されていること。詳細は、新しいレポートを作成をご覧ください。

  • [Analysis] (分析)メニューでは、[Refresh] (更新)チェックボックスと[Refresh All] (すべて更新)チェックボックスが選択されています。これにより、レポートを生成する前に分析が確実に実行されるようになります。データが最新の状態になります。
  • [Output file] (出力ファイル)タブで、[Generate output file] (出力ファイルを生成)チェックボックスが選択されています。

このタスクについて

Talend Studio内からどちらの方法でレポートを生成しても、リポジトリーの分析の要約は必ずアップデートされます。

情報メモ警告: レポートデータベースと現在のTalend Studioのバージョンが異なる場合、レポートファイルを生成しようとすると、レポートデータベースを移行するよう警告するメッセージが表示されます。詳細は、遠隔データベースの移行をご覧ください。

手順

  1. [DQ repository] (DQリポジトリー)ツリービューで、生成するレポートファイルをダブルクリックします。

    レポートが開きます。

  2. レポートエディターのツールバーから、[Run report] (レポートを実行)をクリックします。

    レポートエディターにリスト表示され、更新用にマークされているそれぞれの分析が実行されます。分析の要約はリポジトリーでアップデートされ、分析結果はレポートデータベース(データマート)の履歴に記録されて、最終的にレポート(PDF、HTML、XSL、XML形式のいずれか)が生成されます。

    生成されたレポートは、[DQ repository] (DQリポジトリー)ツリービューの[Generated Document] (生成ドキュメント)フォルダーの下にリスト表示されます。

    [レポート]ツリービューからの生成レポート。
    このレポートドキュメントは、共有リポジトリーをホストするGitサーバーでコミットされ、以下の場合、すべてのチームメンバー間で共有されます:

    それ以外の場合は、レポートドキュメントは定義されたフォルダーに保管されますが、Gitサーバーでコミットされません。

  3. 生成されたドキュメントをダブルクリックして、レポートファイルを開きます。

    以下は、生成されたPDFレポートファイルの例です。このレポートには、選択されたレポートでリスト表示されたすべての分析の結果が表示されています。

    このレポートでは、テーブル分析の結果が示されます。ここでは定義されたSQLビジネスルールに対して年齢のレコードが評価されます。詳細は、SQLビジネスルールによるテーブル分析の作成をご覧ください。

    生成されたPDFレポートファイルの例で、選択されたレポートにすべての分析の結果が表示されている状態。

    このレポートには、email]カラムのパターン低頻度統計が示されます。詳細は、分析するカラムを定義をご覧ください。

    パターン低頻度統計の結果の例。

    テーブル内のパターンでは、aAを使ってメールの値を表します。各パターンには30文字まで使用できます。文字の合計数が30を超えると、パターンはaaaaaAAAAAaaaaaAAAAAaaaaaAAAAA...<合計文字数>のように表されます。

    このレポートでは、特定のカラムのレコード数に関するシンプル統計が提供されます。詳細は、分析するカラムを定義をご覧ください。

    シンプル統計の結果の例。

    カラム分析結果の表で、インジケーターの値が赤で表示されている場合、これは、カラム分析エディターのインジケーターにしきい値が設定されており、このしきい値に違反していることを意味します。データしきい値の詳細は、システムまたはユーザー定義インジケーターのオプション設定をご覧ください。

    また、Indicator OKカラムの結果表の値の詳細は、次のとおりです。
    • Nは、しきい値がカラム分析のインジケーターに設定されているものの、インジケーターはこのデータのしきい値を考慮していないことを意味します。
    • Yは、しきい値がカラム分析のインジケーターに設定されており、インジケーターはこのデータのしきい値を考慮していることを意味します。
    • N/Aは、インジケーターにしきい値が設定されていないことを意味します。

    このレポートには、2つの異なるテーブルの2つの同一のカラムを比較した結果が示されます。詳細は、異なるテーブルにある同一カラムを比較をご覧ください。

    行比較の結果の例。

    このレポートでは、決定エレメントカラムの値が依存カラムにある他の値をファンクションでどの程度決定するかを検出します。[%Match] (%マッチ)に返された結果は、各決定エレメントカラムの機能的な依存項目の強さを示します。マッチしないレコードは、赤で表示されます。詳細は、カラム内の異常の検出(機能的な依存項目の分析)をご覧ください。

    各決定エレメントに関する依存項目の強さの例

    このレポートは、[Benford Law] (ベンフォードの法則)インジケーターに対し、数値カラムの分析を通じて不正なデータの可能性のあるケースを示します。詳細は、不正の検出をご覧ください。

    [ベンフォードの法則]インジケーターの分析結果の例。

レポートを開かずにレポートファイルを生成

手順

[DQ repository] (DQリポジトリー)ツリービューでレポートを右クリックして、コンテキストメニューから[Run report] (レポートを実行)を選択します。
レポートのコンテキストメニュー。

複数のレポートのファイルを同時に生成するには、それらのレポートを選択して右クリックし、[Run report] (レポートを実行)をクリックします。ただし、レポート結果の保存にHSQLデータベースを使用する場合、レポートの実行は1回に1つずつになります。

操作が進行中であることを示すメッセージがステータスバーに表示されます。選択したレポートのファイルが生成され、[DQ repository] (DQリポジトリー)ツリービューの[Generated Document] (生成ドキュメント)フォルダーに保存されます。

選択したレポートのレポートエディターにリスト表示され、更新するようマークされているそれぞれの分析が実行されます。分析の要約はリポジトリーでアップデートされ、分析結果はレポートデータベース(データマート)の履歴に記録されて、最終的にレポート(PDF、HTML、XSL、XML形式のいずれか)が生成されます。

このレポートドキュメントは、共有リポジトリーをホストするGitサーバーでコミットされ、以下の場合、すべてのチームメンバー間で共有されます:

それ以外の場合は、レポートファイルは定義されたフォルダーに保管されますが、Gitサーバーでコミットされません。

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