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カスタムコンポーネントを使用

Talend Studioを使えば、自分で作成したカスタムコンポーネントや、 Qlikコミュニティ (英語のみ)またはGitHubの公開アーカイブ (英語のみ)からダウンロードしたコンポーネントをインストールできるようになります。Talend Studioで実施するジョブデザインで使用できます。

カスタムコンポーネントは、Talend Component Kit Component Kitというフレームワークを使って開発し、Qlikコミュニティ (英語のみ)で共有できます。詳細は、Talend Component Kitを使ってコンポーネントを開発をご覧ください。

ユーザーコンポーネントフォルダーを指定

ユーザーコンポーネントフォルダーには、自分で作成したコンポーネント、およびQlikコミュニティ (英語のみ)またはGitHubの公開アーカイブ (英語のみ)からダウンロードしたコンポーネントが含まれます。

詳細は、カスタムコンポーネントをインストールカスタムコンポーネントをアップデートをご覧ください。

Procedure

  1. [Preferences] (環境設定)ダイアログボックスのツリービューで、Talendノードを展開し、[Components] (コンポーネント)を選択します。
  2. ユーザーコンポーネントフォルダーへのパスを入力するか、Talend Studio[Palette] (パレット)に追加するカスタムコンポーネントが含まれているフォルダーを参照します。

    Talend Studio[Palette] (パレット)にインポートするためには、自分で定義したコンポーネントフォルダーのルートにある別のフォルダーにカスタムコンポーネントが保存されていることが必要です。

    情報メモNote: カスタムコンポーネントのjavajetファイルで一部のコードを再利用する必要がある場合は、ユーザーコンポーネントフォルダーの下にフォルダーテンプレートを作成し、そこに再利用可能なコードを配置する必要があります。たとえば、フォルダテンプレートの下に再利用可能なコードファイルLog4jFileUtil.javajetがある場合、<%@ include file = "../ templates / Log4jFileUtil.javajet"%>を追加することにより、他のjavajetファイルで再利用できます。
  3. [Apply] (適用)をクリックして環境設定を確定します。[Apply and Close] (適用して閉じる)をクリックして環境設定を確定し、ダイアログボックスを閉じることもできます。
    Talend Studioが再起動し、外部コンポーネントが[Palette] (パレット)に追加されます。

    この設定はワークスペースのメタデータに保存されます。Talend Studioのワークスペースが変更された場合は、この設定をもう一度行います。

カスタムコンポーネントをインストール

この例では、tFileOutputPDFというカスタムコンポーネントをインストールします。

Before you begin

tFileOutputPDFカスタムコンポーネントは、インストールする前にダウンロードする必要があります。tFileOutputPDFの詳細は、Talend Exchange EOL and Custom Components (英語のみ)をご覧ください。

このコンポーネントをダウンロード済みである、または独自のコンポーネントをZIPファイルとしてエクスポート済みである場合は、次のステップでTalend Studioにインストールできます。

情報メモNote: メディエーションコンポーネントをインストールするためには、以下の手順を進める前に、コンポーネントZIPファイルにある<component>_java.xmlを編集し、HEADERTYPE="CAMEL"を追加する必要があります。例:
<HEADER     PLATEFORM="ALL"    SERIAL=""     VERSION="0.102"    STATUS="ALPHA"         COMPATIBILITY="ALL"    AUTHOR="Talend"    RELEASE_DATE="20100401A"    STARTABLE="false"    SCHEMA_AUTO_PROPAGATE="false"    DATA_AUTO_PROPAGATE="false"    TYPE="CAMEL"  > 

Procedure

  1. アーカイブファイルを解凍し、"tFileOutputPDF".componentフォルダーをクリップボードにコピーします。

    次のディレクトリーストラクチャーに注意し、正しいフォルダーをコピーしていることを確認します。

    tFileoutputPDF // このフォルダーをコピーします

    --- iText-2.0.8.jar

    --- tFileOutputPDF_begin.javajet

    --- tFileOutputPDF_end.javajet

    --- other component's files

  2. カスタムコンポーネントが保存されている専用のディレクトリー(D:\custom_componentなど)に、このコンポーネントフォルダーを貼り付けます。
  3. Talend Studioで、ツールバーの[Window] (ウィンドウ)をクリックし、[Preferences] (環境設定) > Talend > [Component] (コンポーネント)に移動します。
  4. カスタムコンポーネントをすべて保存している専用のコンポーネントディレクトリーを参照します。
    [Components] (コンポーネント)ウィンドウ
  5. [OK]をクリックします。Talend Studioは、カスタムコンポーネントが含まれているコンポーネントをすべてリロードします。

    この設定はワークスペースのメタデータに保存されます。Talend Studioのワークスペースが変更された場合は、この設定をもう一度行います。

  6. [Palette] (パレット)tFileOutputPDFというコンポーネント名を検索し、コンポーネントが正しくインストールされたことを確認します。

    [Palette] (パレット)にこのコンポーネントが表示されない場合は、次のような原因が考えられます。

    1. コンポーネントのXMLファイルが正しく設定されていない。前の例で紹介したコンポーネントであれば、tFileOutputPDF_java.xmlとなります。コンポーネントのXMLファイルを開き、次の点を確認します。
      • XMLファイルが正しく整形されていること。
      • このFamilyエレメントは、カスタムコンポーネントが配置される[Palette] (パレット)内のコンポーネントグループを指定するので必ず必要です。たとえば<FAMILY>File/Management</FAMILY>となります。
      • XMLファイルで正しいエレメントが使われていること。これを確認する場合は、カスタムコンポーネントのXMLファイルをTalendの公式コンポーネントのXMLファイルと比較するだけで結構です。公式コンポーネントはすべて、<Talend Studio installation dir>\plugins\org.talend.designer.components.localprovider_x.x.x.rxxxxx\components\に配置されています。
    2. 専用のカスタムコンポーネントディレクトリーに貼り付けられたコンポーネントフォルダーが間違っていた。この場合は再インストールを実行してください。

カスタムコンポーネントをアップデート

Talend Studioは、カスタムコンポーネントフォルダーに加えられた変更の自動認識は行いません。カスタムコンポーネントフォルダにあるコンポーネントに変更を加えた場合は、次のいずれかのステップで変更を適用します。

Procedure

  1. Shift + Ctrl + F3を押し、コンポーネントをリロードします。
  2. Talend Studioを再起動し、コンポーネントをリロードします。
  3. Talend Studio[Preferences] (環境設定) > Talend > [Component] (コンポーネント)に移動し、[Apply] (適用)をクリックして変更内容を反映させます。

カスタムコンポーネントでLog4jを有効化または無効化

この手順では、このコンポーネントの実行に関するログメッセージを追跡して記録できるよう、カスタムコンポーネントでLog4jを有効にする方法を説明します。さらに、コンポーネント全体または特定のパラメーターに対して無効にする方法も説明します。

カスタムコンポーネントでLog4jを有効化

Procedure

  1. Log4jを有効にしたいカスタムコンポーネントに対応する*_java.xmlファイルを開きます。
  2. ファイルのヘッダーエレメントに、次の行を追加します:
    LOG4J_ENABLED="true"

    Log4j属性はヘッダーエレメントの最後の属性に追加することをお勧めします。

    *_java.xmlファイルのヘッダーエレメントは次のようになります:

    <HEADER     PLATEFORM="ALL"     SERIAL=""     VERSION="2.0"     STATUS="ALPHA"        COMPATIBILITY="ALL"     AUTHOR="Component Author"     RELEASE_DATE="20070525A"     STARTABLE="false"  LOG4J_ENABLED="true"   >
        <SIGNATURE/>
      </HEADER>

パラメーターでLog4jを無効化

Procedure

Log4jを無効にしたいパラメーターに次の属性を追加します:
LOG4J_ENABLED="false"
パラメーターに対し、Log4jがデフォルトで有効になります。

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