ロックのタイプ
Talend Studioで利用可能なロックモードには、自動ロックモード、半自動ロックモード、手動ロックモードがあります。管理者はTalend Administration Centerでロックモードを定義できます。詳細は、Accessing the Locks pageをご覧ください。
次のセクションでは、ロックモードについて説明します。
自動ロックモード
デフォルトでは、項目を作成または開いた最初のユーザーがこの項目のロックを所有します。項目を閉じたり、変更を保存するなどしてロックを解除するまで、このユーザーが編集できます。項目からロックが解除されると、変更が行われた項目はGitにコミットされます。
また、項目に行った変更情報をログに記録することもできます。そのためには、Talend Administration Centerで関連オプションが選択されていることが必要です。詳細は、Talend Administration Centerユーザーガイド、および編集されたアイテムのログ情報をご覧ください。
半自動ロックモード
Talend Administration Center Webアプリケーションで[Ask user] (ユーザープロンプト)オプションが選択されると、Talend Studioで開く項目をロックするよう求めるメッセージが表示されます。
開いている項目を編集する場合は、OKをクリックしてその項目をロックします。デフォルトモードのように、他のユーザーに対して項目が読み取り専用になります。
項目を閉じたり保存したりすると、項目のロックを解除するよう指示されます。変更が完了したら、OKをクリックしてロックを削除し、必要であれば他のユーザーがその項目をロックできるようにします。
エディションモード(ロック)で項目を開く必要がない場合、読み取り専用モードで開くように指示されたら、[No] (いいえ)をクリックします。
手動ロックモード
Talend Administration Centerで手動ロックモードオプションを選択している場合、意図的にロックする場合を除き、項目はロックされません。
項目を(編集の目的などで)意図的にロックするには、その項目をクローズドの状態の時に右クリックし、[Lock] (ロック)オプションを選択します。
同様に、ロックされた項目はロック保持者のみが同じ手順で(または管理者がTalend Administration CenterWebアプリケーションで)解除できます。
デフォルトでは、この読み取り専用の手動ロックモードでのみ項目を開くことができます。