ルートのための行接続
[Row] (行)接続では、ルーティングするメッセージを処理します。[Row] (行)接続は、選択したコンポーネントによって、[try]、[catch]、[finally]、または[route]を使用できます。
route
このタイプの接続は、最もよく使用される接続です。これは、メッセージをあるエンドポイントから別のエンドポイント、あるいはあるエンドポイントからプロセッサーに渡してプロセッサーから別のエンドポイントに渡します。
try
このリンクは、とりわけcTryコンポーネントを受信コンポーネントに接続し、ルートの一部でエラーを処理できるようにします。
エラーが発生し得るルートの部分を特定するために、cTryコンポーネントとその[try]リンクを使用して、Tryブロックにそれを配置します。ルートでエラーが発生して特定されると、Tryブロックの直後にCatchブロックがなければ、エラーはエラーハンドラーに送信されます。詳細は、以下のcatchセクションをご覧ください。
catch
[catch]リンクは、必ずcTryコンポーネントと一緒に使用し、エラーが発生し得るルートの部分を特定するために[try]リンクが既に使用されている場合にのみ使用できます。
そのため、[catch]リンクはTryブロックに配置されたRouteによって生成されたエラーをキャッチし、必要に応じてそれを処理して、可能であればルートを続行します。
finally
[finally]リンクは、必ずcTryコンポーネントと一緒に使用し、エラーが発生し得るルートの部分を特定するために[try]リンクが既に使用されている場合にのみ使用できます。
[finally]リンクにより、TryやCatchブロックで発生し得るあらゆる問題にかかわらず、final命令を実行してデータベースとの接続を閉じたりできます。