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外部キーフィルターの追加

Availability-note非推奨

データモデル内のビジネスエンティティの属性(エレメント)を設定できる最も便利な注釈の1つが、外部キーフィルターです。

この注釈を介し、以下を使用して外部キーをフィルタリングできます。

  • 関連する属性の標準xpath述語を使用して現在のレコードから抽出された値

  • 複合式: リテラルとファンクション

  • 現在のレコード値と複合式

フィルターがXPathではなく値である場合は、引用符( " )で囲む必要があります。

情報メモ注: データレコードの保存にSQLデータベースを使用する場合、外部キーのカスタムフィルターはサポートされません。

始める前に

データモデル、ビジネスエンティティおよびデータモデルの属性が作成済みであること。詳細は、データモデルの作成データモデルにビジネスエンティティを作成ビジネスエンティティへの属性の追加をご覧ください。

このタスクについて

データレコードにAgency、AgentRegionというエンティティが含まれている例を考えてみましょう。エンティティAgencyおよびRegionにはCountry属性が含まれています。Talend MDM Web UIで、外部キーの値をCountry属性によってフィルタリングしようとしています。

外部キーフィルターを設定するには以下の操作を行います。

手順

  1. 注釈を追加する属性を右クリックします。この例では、Agency > Regionです。
  2. コンテキストメニューで[Set the Foreign Key Filter] (外部キーフィルターの設定)を選択します。

    ダイアログボックスが表示されます。

  3. アイコンをクリックしてテーブルに行を追加し、ここで外部キーフィルターを定義します。
  4. [XPath]カラムをクリックし、[...]ボタンをクリックしてダイアログボックスを開き、外部キーフィルターを設定するXPathを選択します。
  5. Region > Countryを選択し、ダイアログボックスで[Add] (追加)をクリックします。

    XPathがRegion/Countryに設定されます。

  6. [Operator] (オペレーター)カラムをクリックし、リストから演算子を選択します。この例ではContainsです。
  7. [Value] (値)カラムをクリックし、[...]ボタンをクリックしてダイアログボックスを開き、外部キーフィルターを設定する値を選択します。
  8. Agency > Countryを選択し、ダイアログボックスで[Add] (追加)をクリックします。

    外部キーフィルターの値がAgency/Countryに設定されます。

    情報メモ注: 関連する属性のXPath述語でファンクションを使用して、外部キーフィルター値を設定することもできます。例、fn:abs(Product/Price)。String型の属性のXPath述語はxpathの前にする必要があります。例、fn:concat("xpath:Agency/Country","sample")。サポートされているすべてのファンクションは、デフォルト値ルールを設定するための[Expression] (式)エリアにあります。詳細は、エレメントのデフォルト値ルールを設定をご覧ください。
  9. 必要に応じて、複数の条件を追加し、さまざまな述語を使用してそれらを組み合わせます。
  10. この例では、Country属性をベースに外部キーをフィルタリングします。OKをクリックしてダイアログボックスを閉じます。

    定義された外部キーフィルターが、Regionエレメントの[Annotation] (注釈)ノードの下に表示されます。

  11. ツールバーの保存アイコンをクリックするか、キーボードでCtrl + Sを押して、変更を保存します。

次のタスク

これで、Talend MDM Web UI内のどのAgencyレコードでも、ユーザーが[Region] (リージョン)フィールドの横の外部キーアイコンをクリックするたびにリストに含まれるのはCountry属性をベースとする外部キーのみとなります。

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