Talend Remote Engine v2.12.5
Talend Remote Engine v2.12.5が一般利用できるようになりました。
セキュリティの新機能
機能 | 説明 |
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Remote Engineキーペアへのアクセスを保護 |
Remote Engineはペアリング時に独自のキーペア(RSA/4096ビット)を生成します。Talend Remote Engine v2.12.5以降、このキーペアはetc/keystoresのJavaキーストアに格納され、専用の設定ファイルで定義されているパスワード、または環境変数として定義されているパスワードで保護されます。 詳細は、エンジンのパブリックキーとプライベートキーを保護をご覧ください。 |
セキュリティの強化
問題 | 説明 |
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TPOPS-4930 |
Apache Commons Textのバージョンがアップグレードされ、以下の脆弱性が修復されました。
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TPOPS-4647 | SnakeYAML v1.32を使用することで、以下の脆弱性を回避できるようになりました。
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TPOPS-4732 | RE-helper スクリプトがアップグレードされ、機密情報が抽出されないようになりました。この種の情報をエクスポートする必要がある場合は、Qlik Supportチームまでご連絡ください。 |
注目される修正
問題 | 説明 |
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TMC-25621 |
タスク実行直後に意図しないタスクログのクリーンアップが行われる |
廃止された機能とその代替機能
Remote Engine v2.10.x |
R2022-02より非推奨となっていたRemote Engine 2.10.xバージョンのサービス提供が終了しました。R2022-10以降、Talendはこれら非推奨バージョンのサポートを中止しています。 Remote Engine v2.10から受信されるTalend Management ConsoleのログとAPIログは利用不可となります。ただし、ローカルのログは今後も利用可能です。Talend Management ConsoleとAPIから引き続きログを取得したり、Log4shellの脅威を排除したりできるほか、以下のような数々の新機能が利用可能となるよう、Talend Remote Engineをアップグレードを参考にお使いのエンジンを最新バージョンにアップグレードしてください。
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Talend Remote Engineの開始にあたっては、Talend Remote Engineユーザーガイドをご参照ください。