組み込みMongoDBと共にインストールされたTalend Dictionary Service 6.xまたは7.0.xから移行

始める前に

Talend Dictionary Service 7.3.xをダウンロード済みであること。

手順

前バージョンのTalend Dictionary Serviceのインスタンスを停止しますが、MongoDBの実行は続けます。

以下のコマンドを使い、Talend Dictionary Serviceの前バージョンで使用したMongoDBインスタンスをバックアップします: mongodump -h <source_mongodb_host>:<source_mongo_port> -d <source_database> -u <source_mongodb_user> -p <source_mongodb_password> -o <dump_output>

組み込みMongoDBプロパティのデフォルト値は以下のとおりです。

プロパティ	値
mongodb.host	localhost
mongodb.port	27017
mongodb.database	dqdict
mongodb.user	dqdict-user
mongodb.password	duser

例

mongodump -h localhost:27017 -d dqdict -u dqdict-user -p duser -o dump\

MongoDBインスタンスを停止します。
組み込みMongoDBでTalend Dictionary Service 7.3.xをインストールします。ただしインスタンスは起動しないでください。
Talend Dictionary Serviceのインストールおよび設定手順の詳細は、Talendインストールガイドを参照してください。
Talend Dictionary Service 7.3.xをサービスモードでインストールした場合は、インスタンスを停止し、データベースを削除してMongoDBを停止します。
1. Talend Dictionary Serviceデータベースユーザーとしてmongoシェルを開き、次のコマンドを実行します。
  Linuxの場合:
```
cd <install_dir>/mongodb/bin
./mongo dqdict -u dqdict-user -p duser --port 27017
```
  Windowsの場合:
```
<install_dir>\mongodb\bin>mongo dqdict -u dqdict-user -p duser --port 27017
```
2. Talend Dictionary Serviceデータベースに切り替え: use dqdict
3. データベースを削除: db.runCommand( { dropDatabase: 1 } )
4. mongo shellを終了: exit
5. MongoDBを停止します。
前バージョンの<Tomcat>/conf/data-quality.propertiesファイルにカスタム設定を実行した場合は、古い設定ファイルの値をコピーして7.3.xバージョンのファイルを更新します。
7.3.xバージョンのMongoDBを起動します。
次のコマンドを使って、Talend Dictionary Serviceの前バージョンのMongoDBに実行したバックアップを7.3.x MongoDBインスタンスに復元します: mongorestore -h <source_mongodb_host>:<source_mongo_port> -d <source_database> -u <source_mongodb_user> -p <source_mongodb_password> dump\
例
```
mongorestore -h localhost:27017 -d dqdict -u dqdict-user -p duser dump\          
```
Talend Dictionary Service 7.3.xを以下の順序で起動します。
- Apache Zookeeper
- Apache Kafka
- Apache Tomcat (Talend Administration CenterサーバーとTalend Identity and Access Managementサーバー)
- MongoDB

タスクの結果

Talend Dictionary Service 7.3.xを使用する準備ができました。

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