Talend Data Stewardshipでデータの検証とタスクの作成を行う
Talend Studioでマッチングルールを定義し、マッチングルールをデータモデルの特定のエンティティに添付したら、マッチングルールが正しく機能するか、Talend MDM Web UIでチェックします。
ステージングエリアの[Customer] (顧客)データレコードに検証タスクを実行する時に:
- 同じCustomerエンティティに属する類似するステージングデータレコードが、マッチングルールで定義した条件に照らして一致していること。
- 2つ以上のデータレコードが十分に類似している場合は、ゴールデンレコードにマージされます。
- ステータスが205以外の各ゴールデンレコードについて、Talend Data Stewardship内でタスクが作成されます。ステータス205は、レコードがMDM検証フェーズに合格し、マスターデータベース内に存在することを示します。
ただし、ゴールデンレコードがステージングデータレコードを1つしか持たないグループによってビルドされた場合、Talend Data Stewardshipタスクは作成されません。
- ステータスが205の検証済みゴールデンレコードは、マスターデータベースに書き込まれます。
統合マッチングプロセスの詳細は、統合マッチングプロセス中にTalend Data Stewardshipを使用するをご覧ください。
始める前に
- 適切なユーザー認証とアクセス権でMDMロールが割り当てられていること。
- ステージングCustomerデータコンテナーに、異なるソースから収集された顧客データが入力済みであること。
- マージングタスクへのアクセス権が付与されていること。
Talend Data Stewardshipでのマージングキャンペーンでロールを定義する方法の詳細は、Talend Data Stewardshipの例をご覧ください。