Talend Installerを使用した詳細クライアントインストールの実行
詳細クライアントインストールは、Talend Studio、Talend Data Stewardshipおよびライセンスに基づいて、 Talend Runtimeをカスタム設定でインストールするための便利な方法です。詳細クライアントインストールでは、これらのモジュールをサービスとしてマシンにインストールし、Talend SAP RFC Serverを設定することもできます。
詳細クライアントインストールを使用してカスタマイズできるオプションの詳細は、Talend Installerを使用したTalendクライアントモジュールをインストールをご覧ください。
始める前に
- 必要なファイルをすべてダウンロードします。詳細は、Talend Installerの固有の前提条件をご覧ください。
- デフォルトポートがすべて開いていることを確認します。詳細は、プロキシとファイアウォールの許可リスト情報をご覧ください。
- マシンにインストールされているMongoDBのインスタンスが1つだけであることをご確認ください。
- distファイルがTalend Installerファイルと同じディレクトリーにあることを確認します。お持ちのライセンスに応じて、このファイルの名前はTalend-Tools-Installer-YYYYYY_VA.B.C-windows-installer.exeかTalend-Installer-YYYYYY_VA.B.C-windows-installer.exeとなります。
手順
-
インストーラーを実行します。
- Talend Installerをデスクトップから実行する場合は、スーパーユーザーとしてログインし、Talend Installer実行ファイルをダブルクリックします。
- 使用許諾契約書に同意します。
- Talend製品をインストールするディレクトリーを選択します。
- インストールスタイルリストからAdvanced Install (詳細インストール)、インストールタイプリストからClient(クライアント)を選択します。
- ライセンスファイルを追加します。
- インストールを開始します。
- インストールの完了後は、distファイルを削除してディスク容量を節約することもできます。
タスクの結果
Talend Installerによりusedports.txtファイルが作成され、Talend サーバーモジュールで使用されるポートがすべてここに表示されます。
ユーザー名がtds-userで、パスワードがduserのユーザーが、Talend Data Stewardship用にMongoDBで自動的に作成されます。
ユーザー名がdataprep-userで、パスワードがduserのユーザーが、Talend Data Preparation用にMongoDBで自動的に作成されます。
Talend Installerにより、MongoDBインストールフォルダーのルートにAdminUser.txtファイルが生成されます。管理者権限を持つユーザーの認証情報がクリアテキストでここに含まれています。このファイルへのアクセスを制限することをお勧めします。