インストール後にTalend Data Stewardshipを設定
手順
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tds/config/data-stewardship.propertiesファイルを開き、次のTalend Data Stewardshipプロパティを編集してサーバーポートを設定します:
フィールド 説明 gateway.server.port ${tinstall.tds.gateway.server.port}を19999というポートに置き換えます。 history.server.port ${tinstall.tds.history.server.port}を19997というポートに置き換えます。 core.server.port ${tinstall.tds.core.server.port}を19994というポートに置き換えます。 monitoring.server.port ${tinstall.tds.monitoring.server.port}を19996というポートに置き換えます。 frontend.server.port ${tinstall.tds.frontend.server.port}を19998というポートに置き換えます。 schema.server.port ${tinstall.tds.schema.server.port}を19995というポートに置き換えます。 -
MongoDB用に次のTalend Data Stewardshipプロパティを編集します:
フィールド [Description] (説明) spring.data.mongodb.host MongoDBインスタンスのホスト名 spring.data.mongodb.port MongoDBインスタンスのポート番号 spring.data.mongodb.database Talend Data Stewardshipが接続されるデータベースの名前(デフォルトはtds)。 spring.data.mongodb.username データベースへの接続に使用するユーザー名 spring.data.mongodb.password データベースへの接続に使われるパスワード spring.data.mongodb.uri MongoDBインスタンスの接続先となるURI URIを使ってMongoDBインスタンスに接続する場合は、次のパラメーターを追加する必要があります: spring.data.mongodb.host、spring.data.mongodb.port、spring.data.mongodb.database、spring.data.mongodb.username、spring.data.mongodb.password
情報メモ注: この設定パラメーターを使用できるのは、Talendが提供するTPS-4354パッチがインストールされている場合のみです。詳細は管理者にお問い合わせください。 -
ゲートウェイ設定パラメーターを使用して、次のフィールドをアップデートします。
フィールド 説明 frontend.url SSL設定をが完了している場合は、${tinstall.tds.tomcat.protocol}をHTTPまたはHTTPSに置き換えます。 backend.url SSL設定をが完了している場合は、${tinstall.tds.tomcat.protocol}をHTTPまたはHTTPSに置き換えます。 schemaservice.url SSL設定をが完了している場合は、${tinstall.tds.tomcat.protocol}をHTTPまたはHTTPSに置き換えます。 semanticservice.url Talend Cloud Data StewardshipインスタンスへのURL (https://tds.<region>.cloud.talend.com/semanticserviceなど)を入力します。<region>には、自分のアカウントの場所に該当するリージョンを入力します。各データセンターで使用するURLのリストは、Talend Cloudのアプリケーションにアクセスで確認できます。 ライセンスにTalend Dictionary Serviceが含まれない場合は、この行を削除します。
historyservice.url SSL設定をが完了している場合は、${tinstall.tds.tomcat.protocol}をHTTPまたはHTTPSに置き換えます。 monitoringservice.url SSL設定をが完了している場合は、${tinstall.tds.tomcat.protocol}をHTTPまたはHTTPSに置き換えます。 -
Apache Kafkaの設定で次のフィールドをアップデートします。
フィールド [Description] (説明) kafka.broker Apache Kafkaブローカーに対応するホストとポートを入力します。 -
Talend Identity and Access Managementの設定で次のフィールドをアップデートします:
フィールド アクション oidc.url Talend Identity and Access ManagementへのURLをhttps://iam.<region>.cloud.talend.com/oidcという形式で入力します。<region>には、自分のアカウントの場所に該当するリージョンを入力します。各データセンターで使用するURLのリストは、Talend Cloudのアプリケーションにアクセスで確認できます。 oidc.userauth.url Talend Identity and Access Managementユーザー認証へのURLをhttps://iam.<region>.cloud.talend.com/oidcという形式で入力します。<region>には、自分のアカウントの場所に該当するリージョンを入力します。各データセンターで使用するURLのリストは、Talend Cloudのアプリケーションにアクセスで確認できます。 scim.url Talend Identity and Access Management SCIMへのURLをhttps://api.<region>.cloud.talend.com/v1/scimという形式で入力します。<region>には、自分のアカウントの場所に該当するリージョンを入力します。各データセンターで使用するURLのリストは、Talend Cloudのアプリケーションにアクセスで確認できます。 oidc.gateway.id Talend Management Consoleから取得したクライアントIDを入力します。Talend Management Consoleでハイブリッドを設定をご覧ください。 oidc.gateway.secret Talend Management Consoleから取得したクライアントシークレットを入力します。Talend Management Consoleでハイブリッドを設定をご覧ください。 oidc.tds.id Talend Management Consoleから取得したクライアントIDを入力します。Talend Management Consoleでハイブリッドを設定をご覧ください。 oidc.tds.secret Talend Management Consoleから取得したクライアントシークレットを入力します。Talend Management Consoleでハイブリッドを設定をご覧ください。 oidc.history.id Talend Management Consoleから取得したクライアントIDを入力します。Talend Management Consoleでハイブリッドを設定をご覧ください。 oidc.history.secret Talend Management Consoleから取得したクライアントシークレットを入力します。Talend Management Consoleでハイブリッドを設定をご覧ください。 oidc.schema.id Talend Management Consoleから取得したクライアントIDを入力します。Talend Management Consoleでハイブリッドを設定をご覧ください。 oidc.schema.secret Talend Management Consoleから取得したクライアントシークレットを入力します。Talend Management Consoleでハイブリッドを設定をご覧ください。 oidc.monitoring.id Talend Management Consoleから取得したクライアントIDを入力します。Talend Management Consoleでハイブリッドを設定をご覧ください。 oidc.monitoring.secret Talend Management Consoleから取得したクライアントシークレットを入力します。Talend Management Consoleでハイブリッドを設定をご覧ください。 プロパティファイルに入力されたパスワードはすべて、Talend Data Stewardshipインスタンスを開始する時に暗号化されます。
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Talend Dictionary Serviceへのアクセスを設定するには、次のフィールドを編集します:
フィールド 説明 tsd.maven.connector.s3Repository.bucket-url お使いのMinIOかS3リポジトリーバケットのURLを入力します。 たとえば、s3://talend-app-sharedとなります。
tsd.maven.connector.s3Repository.base-path お使いのMinIOかS3リポジトリーのベースパスを入力します。このプロパティはオプションなので、空にしておくこともできます。 たとえば、semantic-types-repositoryとなります。
tsd.maven.connector.s3Repository.username お使いのMinIOかS3リポジトリーのユーザー名を入力します。 たとえば、username123となります。
tsd.maven.connector.s3Repository.password お使いのMinIOかS3リポジトリーのパスワードを入力します。 たとえば、password123となります。
tsd.maven.connector.s3Repository.s3.region お使いのMinIOかS3リポジトリーのリージョンを入力します。 たとえば、us-east-1となります。
tsd.maven.connector.s3Repository.s3.endpoint お使いのMinIOかS3リポジトリーサーバーのURLを入力します。 たとえば、https://minio-company.comとなります。
tsd.dictionary-provider-facade.producer-url Talend Dictionary ServiceインスタンスへのURLを入力します。たとえば: http://localhost:8187。 tsd.enabled このパラメーターの値をtrueに設定すると、Talend Data StewardshipとTalend Dictionary Serviceの間で情報をやり取りできます。
- tds.front.deploymentModeの値をHYBRIDに設定します。
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ハイブリッド固有である次のプロパティを追加します。
フィールド アクション security.oauth2.resource.jwt.key-uri=${security.oidc.client.keyUri} Talend Cloudとの通信を有効にします。 spring.profiles.active=hybrid ハイブリッドモードを有効にします。 iam.server.url=https://api.<region>.cloud.talend.com/v1/iam Talend CloudのTalend Identity and Access ManagementサーバーURL。<region>には、自分のアカウントの場所に該当するリージョンを入力します。各データセンターで使用するURLのリストは、Talend Cloudのアプリケーションにアクセスで確認できます。 tds.front.portalUrl=https://portal.<region>.cloud.talend.com/ Talend CloudのポータルURL。<region>には、自分のアカウントの場所に該当するリージョンを入力します。各データセンターで使用するURLのリストは、Talend Cloudのアプリケーションにアクセスで確認できます。 tds.front.pendoDataCenter=<data_center> Talend Cloudインストールのデータセンター名。<data_center>を、AWSの場合はus-east-1、eu-central-1、ap-south-1、ap-southeast-2のいずれかに、Azureの場合はにwest-us置き換えます。 tds.front.pendoCloudProvider=<cloud_provider> Talend Cloudインストールのクラウドプロバイダー。<cloud_provider>をAWSまたはAzureに置き換えます。 dataquality.rules.baseUri=https://tds.<region>.cloud.talend.com/rulerepository Talend CloudアプリケーションURL。<region>には、自分のアカウントの場所に該当するリージョンを入力します。各データセンターで使用するURLのリストは、Talend Cloudのアプリケーションにアクセスで確認できます。 -
ログ監視オプションの無効化:
フィールド アクション audit.log.enabled ハイブリッド設定ではこのプロパティをfalseに設定します。ハイブリッドモードでTalend Data Stewardshipを使用している時にこのプロパティをtrueに設定すると、正しく機能しない場合があります。 -
Talend Data StewardshipおよびTalend Data Preparationのインストール後にアプリケーションスイッチャーを有効にするよう、 次の行をコメント解除し、Talend Cloud Data PreparationインスタンスへのURLを追加します。
tds.front.tdpUrl=https://tds.<region>.cloud.talend.com/
<region>には、自分のアカウントの場所に該当するリージョンを入力します。各データセンターで使用するURLのリストは、Talend Cloudのアプリケーションにアクセスで確認できます。
Talend Data Preparationの設定ファイルにはTalend Data StewardshipインスタンスへのURLを追加することも必要です。詳細は、インストール後のTalend Data Preparationの設定に関するセクションをご覧ください。
- オプション:
Apache Tomcatで、Talend Data StewardshipのHTTP圧縮を有効にします。
- <Tomcat>\conf\server.xmlを開きます。
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Talend Data Stewardshipで使用されるHTTPコネクター設定に次の属性を追加します。
compression="on" compressionMinSize="2048" compressibleMimeType="text/html,text/xml,text/javascript,text/css,application/javascript,application/json"
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以下の項目をこの順番で起動し、Talend Data Stewardshipを開始します。
- ZooKeeper (start_zookeeperファイルを使用)
- Apache Kafka (start_kafkaファイルを使用)
- MinIO (startファイルを使用)
- Talend Data Stewardship (start-tdsファイルを使用)