tRowGeneratorコンポーネントを利用すると、Talend Studioによって機能テスト用のランダムデータが作成されます。
このタスクについて
例に従い、架空の顧客データベースを作成します。
手順
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tRowGeneratorコンポーネントを追加します。
このコンポーネントを利用すると、テスト用にランダムデータを生成できます。
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tRowGeneratorコンポーネントをダブルクリックします。
tRowGenerator設定ウィンドウが表示されます。
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プラスボタンをクリックして新しいカラムを追加します。
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[Column] (カラム)フィールドに名前を入力します。
例
- CustomerID
- FirstName
- LastName
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[Types] (タイプ)カラムを選択します。
例
- CustomerIDには、Integer Typeを選択します。
- FirstNameとLastNameには、String Typeを選択します。
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[Function] (関数)カラムを選択します。
例
- CustomerIDにNumeric.random(int,int)関数を選択します。
この関数はランダムな数字を生成します。
- FirstNameにTalendDataGenerator.getFirstName()関数を選択します。
この関数はランダムなファーストネームを生成します。
- LastNameにTalendDataGenerator.getLastName()関数を選択します。
この関数はランダムなラストネームを生成します。
- オプション:
[Columns] (カラム)を設定します。
例
CustomerIDについては、[Function parameters] (関数パラメーター)タブに最大値である1000と入力します。
- オプション:
[Number of Rows for RowGenerator] (RowGeneratorの行数)フィールドに、目的の数を入力します。
例
顧客が1000人作成されるよう、1000と入力します。
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[OK]をクリックします。
タスクの結果
ランダムなデータを生成できる
tRowGeneratorコンポーネントが設定されました。これを使えば、
Talend Studioの他の機能もテストできます。
次のタスク
この機能を試す場合は、
[Preview] (プレビュー)タブの
[Preview] (プレビュー)ボタンをクリックします。