Talend MDMとTalend Data Stewardship間のデータ転送
統合マッチングプロセスにはTalend MDMとTalend Data Stewardshipの両方が含まれます。MDMユーザーがTalend MDM Web UIでデータレコードを検証すると、 Talend Data Stewardshipにタスクが作成され、自動的にマージされない重複レコードがリスト表示されます。
統合マッチングを行う場合、一方でデータの変更または検証を行うと、もう一方のデータは次のように変更されます:
- MDMユーザーがステージングエリアのレコードに対して検証プロセスを開始し、レコードが既存のグループと一致する場合:
- ステージングエリアのグループにレコードが追加され、
- Talend Data Stewardshipでタスクが再び開きます。既に閉じられている場合は、新しい重複レコードがタスクに追加されます。
- MDM ユーザーがTalend MDM Web UIでレコードフィールドを更新するたびに、更新は自動的にTalend Data Stewardshipにははプロパゲートされません。変更はマッチングルールが適用されている場合にのみプロパゲートされ、たとえば新しいレコードが統合された時はグループは「疑わしい」状態になります。
- MDMユーザーがMDM上のデータモデルを再デプロイするたびに、更新内容はが自動的にTalend Data Stewardshipのデータモデルとキャンペーンにプロパゲートされます。
- データスチュワードがTalend Data Stewardshipのタスクのマスターレコードのフィールドを更新する場合、 MDMユーザーがステージングエリアのデータレコードで検証プロセスを開始する際に更新内容がTalend MDM Web UIのマスターレコードに自動的にプロパゲートされます。