プレパレーションステップの順序を変更
Talend Data Preparationでは、データに適用するプレパレーションステップは前のステップに基づきます。その結果、データに対して既にプレパレーションステップを数多く適用したものの、最初の方で小さい変更を1つでも忘れてしまった場合は期待どおりの結果を達成できません。
多くのステップのあるプレパレーションでは、変更が正しい順序で反映されるように、プレパレーションステップの順序を変更できます。
ここでは、顧客情報(名前、メール、住所、米国の場合は居住州など)が含まれているデータセットの例を見てみましょう。
いくつかのプレパレーションステップがこのデータセットを基に既に作成されており、その中には、Stateカラムへのルックアップ、いくつかのクレンジング処理、そして最後に州の1つが誤った形式になっているStateカラムの修正があります。
Stateカラムでの最後の変更がルックアップ後に実行されるので、一部の情報がRegionカラムから抜けています。
したがって、このルックアップステップをプレパレーションの最終ステップにすることで、カラムにすべての州が含まれるようにします。
手順
- ルックアップステップにマウスを置きます。
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ルックアップステップを4番目から1番目に移動するには、次の手順を実行します。
- レシピステップをレシピの最上部にドラッグ&ドロップします。 グレーのラインは、レシピステップが配置される場所を示します。
- レシピステップの左にある上向き矢印をクリックして、一度に1ステップずつ上に移動させます。
タスクの結果
プレパレーションは自動的にアップデートされてアクションの正しい順序が反映され、RegionカラムにTexasが含まれています。