コンポーネントを設定
手順
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tFileInputDelimitedコンポーネントをダブルクリックして[Basic settings] (基本設定)ビューを表示します。
情報メモ重要: ダイナミックスキーマ機能は[Built-In] (組み込み)モードでのみサポートされており、ヘッダー行を付けるには入力ファイルが必要になります。
- [File Name/Stream] (ファイル名/ストリーム)の横にある[...]ボタンをクリックして、入力ファイルを参照します。
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ヘッダーとフッターの行を定義します。
この例では、入力ファイルの最初の行がヘッダー行です。
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[Edit schema] (スキーマを編集)をクリックし、このコンポーネントのスキーマを定義します。
この例では、入力ファイルにFirstName、LastName、HouseNo、Street、Cityという5つのカラムがあります。ここで、ダイナミックスキーマフィーチャーを活用するため、スキーマに1列ダイナミックカラムを定義します(この例ではDynaとします)。
- [+]ボタンをクリックして、新しい行を追加します。
- [Column] (カラム)フィールドにDynaと入力します。
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[Type] (タイプ)リストから[Dynamic] (ダイナミック)を選択します。
- [OK]をクリックします。
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tExtractDynamicFieldsコンポーネントをダブルクリックして[Basic settings] (基本設定)ビューを表示します。
このコンポーネントを使用して、入力スキーマのダイナミックカラムを2つのカラム (1つは名前、もう1つはファミリー関連情報) に分割します。これを行うには、次の手順に従います。
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[Edit schema] (スキーマを編集)をクリックして、[Schema] (スキーマ)ダイアログボックスを開きます。
- 出力パネルで、[+]ボタンをクリックして出力スキーマに2つのカラムを追加し、それぞれ[FirstName]と[FamilyInfo]という名前を付けます。
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FirstNameカラム用に、[Type] (タイプ)リストでStringを選択します。
これによって入力スキーマからこのカラムを抽出し、名前リストに各自のファーストネームが表示されるようになります。
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FamilyInfoカラム用に、[Type] (タイプ)リストでDynamicを選択します。
このカラムによって、名前リストにある各人物の残りの情報(ラストネーム、家屋番号、通り、都市など)が表示され、すべてが合わさってファミリーが識別されます。
- [OK]をクリックしてスキーマをプロパゲートし、[Schema] (スキーマ)ダイアログボックスを閉じます。
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[Edit schema] (スキーマを編集)をクリックして、[Schema] (スキーマ)ダイアログボックスを開きます。
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tUniqRowコンポーネントをダブルクリックして[Basic settings] (基本設定)ビューを表示します。
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[Unique key] (一意キー)エリアで、FamilyInfoカラム用に[Key attribute] (キーの属性)チェックボックスをオンにします。
これによってファミリー情報で重複除去が行われます。
- tFileOutputDelimitedコンポーネントをダブルクリックして[Basic settings] (基本設定)ビューを表示します。
- 出力ファイルパスを定義して[Include header] (ヘッダーを含める)チェックボックスを選択します。
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その他の設定はそのままにしておきます。
- tLogRowコンポーネントの[Basic settings] (基本設定)ビューで[Table] (テーブル)オプションを選択し、ジョブの実行結果をテーブルモードで表示させます。