コマンドラインを使用
コマンドラインによるマップの作成および編集
Talend Data Mapperにはスクリプト機能が搭載されており、コマンドラインからストラクチャーおよびマップを直接作成および編集できます。これはすべてのTalend Data Mapper API jarファイル(tdm-api-<version>.jarまたはtdm-camel-<version>.jar)で利用できます。
スクリプト機能はユーザーに指定されたワークスペースおよびプロジェクトで使用できます。この方法で作成されたオブジェクトには対応する.propertiesファイルがなく、Talend Studioでは直接使用できないため、Talend Studioで使用されているものとは別のワークスペースを使用し、後で作成したオブジェクトをTalend Studioにインポートすることをお勧めします。
Talend Data Mapperのスクリプト機能によって作成されたオブジェクトをTalend Studioにインポートするためには、関連するプロジェクトをローカルワークスペースからTalend Studioにインポートする必要があります。プロジェクトをインポートする際は、必ず[Copy projects into workspace] (プロジェクトをワークスペースにコピー)チェックボックスをオンにしてください。そうしないと、プロジェクトがワークスペースにリンクされてしまいます。
プロジェクトのインポート方法は、ローカルプロジェクトをインポートをご覧ください。
Talend Data Mapperスクリプト機能コマンドの構文例
このテーブルにはTalend Data Mapperスクリプト機能コマンドの構文例をいくつか記載しています。
目的 | 構文 | 例 |
使用するワークスペースを指定する | java -jar tdm-api-<version>.jar -editor data <path> | java -jar tdm-api-5.6.2.jar -editor -data c:/Talend/Studio/myworkspace |
ワークスペースにプロジェクトを作成する | java -jar tdm-api-<5.6.2>.jar -editor -action create -project <project_name> -data <path_to_workspace> | java -jar tdm-api-5.6.2.jar -editor -action create -project myproject -data myworkspace |
-helpコマンドは利用可能なすべてのコマンドとその構文を表示します。