ストラクチャーエレメントのプロパティ
通常、新規エレメントを追加すると関連付けられているプロパティが自動的に正しく設定されますが、必要であれば編集も可能です。
全般的なプロパティ
プロパティ | 説明 |
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[Name] (名前) | エレメントの名前です。XMLストラクチャーの場合は、prefix:nameという構文を使ってネームスペースプレフィックスを指定できます。 |
[Description] (説明) | エレメントの簡単な説明です。この説明はエディターのエレメント名の横に表示されます。 |
[Occurs Min/Max] (出現最小/最大) | ドキュメントにおけるエレメントの最小出現回数と最大出現回数です。たとえばエレメントが必須であることを示すためには、[Min] (最小)フィールドに1と入力します。この回数に制限がない場合は、-1と入力します。 |
[Size Min/Max] (サイズ最小/最大) | エレメントの最小文字数と最大文字数です。 |
[Group Type] (グループタイプ) | エレメントの子をどのようにグルーピングするかを示します。値は次のようになります。
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[Data Type] (データ型) | エレメントのテキストコンテンツのタイプです。値は次のようになります。
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[Element Type] (エレメントタイプ) | エレメントがドキュメントでどのように使用されるかを定義します。これは主にXMLドキュメントに関連します。値は次のようになります。
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[Data Format] (データ形式) | データ型がどのように具体的に示されるかを表します。利用できるオプションは選択したデータ型によって異なります。Defaultオプションは、標準のデータ型でデフォルト形式を自動的に選択します。たとえばDateTimeエレメントのデフォルト形式はISO 8601です。 出力では、(入力でオフセットが指定されていれば) HHMMSSDDという時間形式にオフセットが含まれます。たとえば01:02:03+01:00という入力は、出力では010203+01:00となります。 |
[Visible Group] (可視グループ) | エレメントがドキュメント内で表示されているかどうかを示します。 |
[Null] (ヌル) | エレメントにnull値を設定できるかどうかをを示します。 |
フラットストラクチャーのプロパティ
プロパティ | 説明 |
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[Initiator] (イニシエーター) | エレメントの開始を示す文字のシーケンスです。 |
[Terminator] (ターミネーター) | エレメントの終端を示す文字のシーケンスです。 |
[Include Initiator?] (イニシエーターを含める) | イニシエーターをエレメントのテキスト値の一部として含めるべきかどうかを示します。 |
[Include Terminator?] (ターミネーターを含める) | ターミネーターをエレメントのテキスト値の一部として含めるべきかどうかを示します。 |
[Start Offset] (開始のオフセット) | エレメントを開始する前にスキップする文字数です。 |
[Column] (カラム) | エレメントが開始されるカラムを示します。 |
[Quote Handling] (引用符の処理) | エレメントの引用符の処理に関する定義済みのオプションには次のものがあります。値は次のようになります。
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[Release] (リリース) | イニシエーターまたはターミネーターが認識されないようにする1文字を定義します。たとえば、ターミネーター文字が二重引用符の場合、リリース文字としてバックスラッシュを指定すると、バックスラッシュを二重引用符の前に入力することで、エレメントの値の中に二重引用符を含めることができます。 |
[EDI Elem Type] (EDIエレメントタイプ) | エレメントで表記されるEDIエレメントのタイプを定義します。値は次のようになります。
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[EDI Elem Ref] (EDIエレメント参照) | EDIデータエレメント参照番号を定義します。 |
継承のプロパティ
プロパティ | 説明 |
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[Inherits From] (継承元) | エレメントの継承元となるストラクチャーを指定します。 |
[Inherited Root] (継承されたルート) | 親ストラクチャーからのルートエレメントとこのエレメントを一致させる方法を指定します。値は次のようになります。
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継承された追加を無視 | 親ストラクチャーに追加された新しいエレメントをこのエレメントにプロパゲートさせるべきかどうかを示します。 |
子を使用 | 再帰的エレメントの場合、このプロパティによって親エレメントと同じコンテンツを使用できるようになります。 |
EDIのプロパティ
プロパティ | 説明 |
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[Syntax Rules] (構文ルール) | EDIエレメントの場合、このプロパティはそのセグメントに必要なエレメントの有効な組み合わせを定義します。 |
[Sequence Id] (シーケンスID) | EDIエレメントの場合、このプロパティはエレメントのシーケンス番号をnnという形式で定義します。 |
その他のプロパティ
プロパティ | 説明 |
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[XPath Name] (XPath名) | エレメントのエントリーに応じてXPathを定義できます。使用できる式は次のとおりです。
ストラクチャーにネームスペースがある場合は、各エレメントのプレフィックスとしてそのネームスペースを追加する必要があります。 このプロパティをXML以外の表記で使用する場合は、各エレメントの前にJSON:item/JSON:priceという表記名を付ける必要があります。 このプロパティの使用方法の詳細は、動的エレメントを持つXMLストラクチャーのマッピングとストラクチャーエレメントをフラット化をご覧ください。 |
Text | エレメントをドキュメント化できます。ドロップダウンリストでテキストのタイプを選択し、下のフィールドにテキストを入力します。 |
[External name] (外部名) | サポートされていない文字(スペースや$など)が含まれているエレメント名の処理を可能にします。 |