検証ルールの実装

ハードウェアリクエストフォームでの検証ルールの実装には、CondValidateReportファンクションを使用します。

Name, Location, Department, HW_ID

1. Talend Data Mapperで、[Hierarchical Mapper] (階層マッパー) > [Structures] (ストラクチャー)の順に開きます。
2. hardware_request.csvを[Structure] (ストラクチャー)としてインポートします。これで、新しいhardware_requestストラクチャーが作成されます。
3. [Hierarchical Mapper] (階層マッパー) > [Maps] (マップ)の順に右クリックし、[New] (新規) > [Map] (マップ)の順に選択します。
4. [Standard Map] (標準マップ)を選択し、hardware-requestという新しいマップを作成します。
5. 新しく作成したhardware-requestマップを開き、hardware_requestストラクチャーを入力テーブルと出力テーブルの両方にドラッグします。
6. 入力テーブルからの各行を出力テーブルの対応する行にマッピングします。
7. 出力テーブルからDepartment行を選択し、[Validate] (検証)タブを開きます。
8. [Functions] (ファンクション)タブからCondValidateReportを選択し、[Validate] (検証)タブにドロップします。
9. CondValidateReportをダブルクリックし、[Message] (メッセージ)フィールドにInvalid Departmentと入力します。
10. [Condition] (条件)セクションにEqualファンクションをドラッグ＆ドロップします。
11. [First Value] (1番目の値)セクションにConstantファンクションをドラッグ＆ドロップし、[Value] (値)フィールドにSalesと入力します。

    

12. [Second Value] (2番目の値)セクションに出力テーブルからDepartment行をドラッグ＆ドロップします。
13. hardware_request.csvファイルを開いてエントリーを変更します。値を次の値に置き換えます:

    John, Dublin, Sales, 12
    Harrison, Denver, Sales, 14

14. [Show Document] (ドキュメントの表示) > [Import Document from File] (ファイルからドキュメントをインポート)の順に選択し、編集したばかりのhardware_request.csvファイルを選択します。
15. [Test Run] (テスト実行)をクリックして結果を表示させます。

    

16. ステップ13を繰り返します。SalesをSupportに変更します。
17. ステップ14～15を繰り返します。[Test Run] (テスト実行)のクリック後にエラーが表示されたことをご確認ください。