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複数の表記の組み込み

ReadNestedファンクションを使って、さまざまな表記を持つ他のストラクチャーから継承するストラクチャーを作成します。

このタスクについて

この例では、既存の2つのXMLストラクチャーを組み込むフラットストラクチャーを作成します。

手順

  1. フラット表記による新しい空のストラクチャーを作成します。
  2. 次のプロパティでRootエレメントを作成します。
    プロパティ
    [Group Type] (グループタイプ) Sequence
    [Data Type] (データ型) なし
    詳細は、ストラクチャーエレメントのプロパティをご覧ください。
  3. Rootエレメントの[IO/Database]タブにReadMapInputファンクションをドラッグします。
    次のステップで追加されるReadNestedファンクションを内包するためには、I/Oファンクションが必要です。この例ではReadMapInputを使用していますが、このエレメントでは特別なI/O処理が必要ないことが理由です。
  4. Rootの下にPurchaseOrdersエレメントを作成し、[Inherits From] (継承元)フィールドの右にある[...]ボタンをクリックして、[Examples] (例) > [Structures] (ストラクチャー) > [Paypal] > [PurchaseOrder2]を選択します。
  5. [Inherited Root] (継承されたルート)ドロップダウンリストで、[Use Everything] (すべてを使用)を選択します。
    子エレメントがPurchaseOrdersの下に追加されます。
  6. このPurchaseOrdersエレメント用に次のプロパティを設定します。
    プロパティ
    [Group Type] (グループタイプ) Sequence
    [Data Type] (データ型) None
    [Initiator] (イニシエーター) <PurchaseOrders>
    [Include Initiator?] (イニシエーターを含める) このチェックボックスをオンにする
  7. [IO/Database] (IO/データベース)タブにReadNestedファンクションをドラッグしてドラッグした後、XML表記を選択します。
  8. Rootの下にPOsエレメントを作成し、[Inherits From] (継承元)フィールドの右にある[...]ボタンをクリックして、[Examples] (例) > [Structures] (ストラクチャー) > [Simple] (シンプル) > [POStandard] > [POFile]を選択します。
  9. [Inherited Root] (継承されたルート)ドロップダウンリストで、[Use Everything] (すべてを使用)を選択します。
    子エレメントがPOsの下に追加されます。
  10. このPOsエレメント用に次のプロパティを設定します。
    プロパティ
    [Group Type] (グループタイプ) Sequence
    [Data Type] (データ型) None
    [Initiator] (イニシエーター) <POs>
    [Include Initiator?] (イニシエーターを含める) このチェックボックスをオンにする
  11. [IO/Database] (IO/データベース)タブに自動的に追加されたReadURLファンクションを削除し、ReadNestedファンクションをドラッグ&ドロップしてダブルクリックした後にXML表記を選択します。
  12. Ctrl + Sを押してストラクチャーを保存します。

タスクの結果

これで、2つのXMLストラクチャーを組み込むことができるフラットストラクチャーができました。このストラクチャーをマップで使用する例は、[Other Projects] (その他のプロジェクト) > [Examples] (例) > [Maps] (マップ) > [MultiInputOutput] > [PurchaseOrdersToMandP]にあります。

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