IndexRangeLoop
入力の反復範囲を抽出するループ。
このファンクションは、ループ式タブに関連付けられている出力マップエレメントを、該当する入力マップエレメントの引数式の値に応じてループさせるために指定します。ループ反復回数としては、開始インデックスから終了インデックスまでの範囲で、終了条件を満たすまでの値が選択されます。
これは、X12 EDI HLループなど、入力から一定の反復範囲だけを処理し、特定の条件でその範囲を終了させたい場合に便利です。
ソートキーを指定しない場合、出力の順序は入力エレメントと同じ順序になります。
このファンクションは[Loop] (ループ)タブでのみ使用できます。
関連する例
引数
Input Map Element | 入力ストラクチャーからルーピングエレメントを追加します。 |
Start Index | 出力に含める最初の反復のインデックスを指定します。指定されていない場合は、終了インデックスの前の反復がすべて返されます。 |
End Index | 出力に含める最後の反復のインデックスを指定します。指定されていない場合は、開始インデックスの後の反復がすべて返されます。 |
End Condition | trueの場合はループが終了することを示す式を指定します。 |
Filter | ブール値を返す式を指定します。この式は、ループのインスタンスごとに評価されます。このフィルター式がtrueを返す場合、インスタンスはループに含まれます。falseを返す場合、インスタンスはループから除外されます。 |
Sort Keys | AscendingSortファンクションかDescendingSortファンクションを使ってループ反復をソートします。必要な回数だけ使用できます。 |
Contexts | EnclosingContextファンクションかNestedContextファンクションを使ってコンテキストを指定します。EnclosingContextは、このループを内包する出力マップエレメントを指定します。指定しない場合は、最も近い上位(ancestor)のループマップエレメントが使用されます。 |