空のジョブがメインウィンドウに表示され、機能別コンポーネントの[Palette] (パレット)が(デフォルトではStudioの右側に)現れ、12のコンポーネントファミリー(Databases (データベース)、Files (ファイル)、Internet (インターネット)、Data Quality (データクオリティ)など)が表示されます。何百ものコンポーネントが利用可能です。
区切り付きファイル専用のウィザードが開き、以下の内容が表示されます。
ステップ1では、[Name] (名前)フィールドのみが必須です。California_clientsと入力して、次のステップに進みます。
ステップ2では、[Browse...] (参照)ボタンをクリックし、入力ファイル(California_Clients.csv)を選択します。画面下部の[Preview] (プレビュー)にファイルの抜粋が表示されるので、ファイルの内容をすぐに確認できます。[Next] (次へ)をクリックします。
この例では、California_Clients.csvファイルはC:/talend/Inputの下に保存されています。
ステップ3では、ファイルパラメーター(ファイルのエンコーディング、行とカラムの区切りなど)を定義します。入力ファイルは標準的なものであるため、ほとんどのデフォルト値で問題ありません。ファイルの最初の行は、カラム名が含まれているヘッダーです。そのようなカラム名を自動的に取得するためには、[Set heading row as column names] (先頭行をカラム名に設定) > [Refresh Preview] (プレビューを更新) > [Next] (次へ)とクリックします。
ステップ4では、ファイルの各カラムを設定します。ウィザードには、ファイルの最初のデータ行に基づいて、カラムの型と長さを推定するアルゴリズムが組み込まれています。提示されたデータ記述(Talend Studioではスキーマと呼ばれます)はいつでも変更できます。このシナリオではそのまま使用されます。
以上の4ステップが完了すると、California_clientsメタデータが作成されます。
tFileInputDelimitedコンポーネントのパラメーターがすべて自動的に入力されます。
入力ファイルのコンテンツがコンソールに出力されます。
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