ファイルからのデータのロード
Qlik Sense では、さまざまなファイル形式からデータを読み込むことができます。
ファイル形式
次のデータ ファイル形式に対応しています:
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テキスト ファイル: 項目のデータは、コンマ、タブ、セミコロンなどの区切り文字で区切る必要があります。例: コンマ区切り変数 (CSV) ファイル。
- HTML テーブル
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Excel ファイル
情報メモパスワードで保護されている Excel ファイルまたは Excel Binary Workbook ファイル (.xlsb) からデータをロードすることはできません。詳細については、「Microsoft Excel スプレッドシートからのデータのロード」を参照してください。
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XML ファイル
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Qlik ネイティブ QVD および QVX ファイル
詳細については、「QVD ファイルでの作業」を参照してください。
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Apache Parquet ファイル
詳細については、「Apache Parquet ファイルでの作業」を参照してください。
- 固定長レコード ファイル
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Data Interchange Format (DIF) ファイル:DIF ファイルはデータ ロード エディターでのみロード可能です。
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QlikView スクリプト ファイル (QVS)
情報メモ QVS ファイルはアプリに添付できません。
接続の種類
複数の種類のデータ接続からファイルをロードできます。
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ローカルとネットワークのファイル フォルダ: 詳細については、「 ローカルおよびネットワークのファイル フォルダーからのファイルのロード」を参照してください。
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[添付ファイル] フォルダ: このフォルダを削除または編集することはできません。このフォルダにはアップロードしてアプリに添付されたファイルが入ります (Qlik Sense Desktop では利用できません)。詳細については、「アプリへのデータの追加」を参照してください。
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ウェブ上のファイル: 詳細については、「 Web リソースからのファイルのロード」を参照してください。
ファイルからデータをロードする方法
ファイルからデータをロードする方法は、次のようにいくつかあります。
データ ロード エディターでデータ接続からデータを選択する
[データ接続] に移動し、[ データを選択] ダイアログを使用して、ロードするデータを選択します。
詳細については、「データ ロード エディタでデータを選択」を参照してください。
スクリプト コードを作成してファイルからデータをロードする
ファイルはスクリプト内の LOAD ステートメントによりロードされます。LOAD ステートメントには、スクリプト式一式を含めることができます。別の Qlik Sense アプリからデータを読み込むには、Binary ステートメントを使用します。
詳細については、「 Load」を参照してください。
ローカルおよびネットワークのファイル フォルダーからのファイルのロード
フォルダ接続を使用して、ローカルおよびネットワークのファイル フォルダからファイルをロードすることができます。
UI 項目 | 説明 |
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パス | データ ファイルを含むフォルダへのパス。次のいずれかの方法が可能です。フォルダを選択し、有効なローカル パスを入力するか、UNC パスを入力します。 有効なパスの例: C:\data\DataFiles\ UNC パスの例: \\myserver\filedir\ 情報メモパス内にあるマッピングされたネットワーク ドライブは使用できません。 |
名前 | データ接続の名前。 |
Web リソースからのファイルのロード
Web ファイル データ接続を使用して、FTP、HTTP、HTTPS などの Web リソースからファイルをロードすることができます。ファイルは、Qlik Sense に対応している任意のタイプにすることができます。
UI 項目 | 説明 |
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[URL] | 接続する Web ファイルの完全な [URL] (プロトコル識別子を含む)。 http://unstats.un.org/unsd/demographic/products/socind/Dec.%202012/1a.xls FTP ファイルに接続する場合は、URL のユーザー名およびパスワードに「:」や「@」などの特殊文字を使用しなければならないことがあります。このような場合、特殊文字をパーセント記号 (%) およびその文字に対応する ASCII 16 進数コードに置換する必要があります。たとえば、「:」は'%3a'、「@」は'%40'に置き換えます。 |
名前 | データ接続の名前。 |
Web ファイル データ接続における URL セットは、既定では静的ですが、書式指定設定である URL is により、この URL を上書きすることができます。これは、動的に作成された URL からデータをロードする必要のある場合に便利です。
詳細については、「URL is」を参照してください。
動的に作成された URL からのデータのロード
この例では、Qlik Community の New to Qlik Sense というフォーラムの最初の 10 ページからフォーラムへの投稿をロードします。フォーラム ページには、1 ページにつき 20 件の投稿があり、URL の最後のパラメータである start により、ページの最初の投稿として表示される投稿が設定されます。この例の URL では、投稿番号 20 番から 20 個の投稿がページに表示されます。
https://community.qlik.com/community/qlik-sense/new-to-qlik-sense/content?filterID=contentstatus%5Bpublished%5D~objecttype~objecttype%5Bthread%5D&itemView=detail&start=20
カウンタ i では、1 ステップあたり 20 で 180 までページを進めます。これは、For ループが 10 回実行されることを意味します。
ページをロードするには、URL is 設定の URL の最後で、スタート ページを $(i) に置き換えます。
これにより、フォーラムの直近の投稿 200 個が、タイトル、投稿者、返信数、閲覧数、最新アクティビティの日時とともに、テーブルにロードされます。