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地域に焦点を当てたマップの作成

マップ チャートを構成して、関心のある地域 (国など) に焦点を当てた状態のままにすることができます。また、マップの最小および最大ズーム レベルを設定することもできます。これによって、Qlik Sense で選択を行う場合に、どの程度の距離でマップにズーム インするかを制御します。

次の例は、マップで 1 つの地域に焦点をロックし、カスタムの最大ズームレベルとする方法を説明しています。

関心のある地域のみにパンが制限されたマップ チャート

関心のある地域にパンが制限されたマップ チャート。

このマップでは、関心のある地域から離れた位置にマップ ビジュアライゼーションの焦点をパンできないように、パン制限が設定されています。個別のマップ レイヤー間をドリルダウンすることはできますが、初期ビューの外側にスクロールすることはできません。

このマップ ビジュアライゼーションでは、ポイント レイヤーとエリア レイヤー、および 2 つのドリルダウン軸を使用します。1 つ目のドリルダウン軸を使用して、州の選択後にエリア レイヤーに郡が表示されるようにします。もう 1 つのドリルダウン軸を使用して、エリア レイヤーで州を選択した後に、ポイント レイヤーに市区町村がポイントで表示されるようにします。

マップ チャートにズーム制限が適用されます。エリア レイヤーで州を選択すると、マップがドリルダウンされてエリア レイヤーに郡が表示され、個別のポイント レイヤーに市区町村が表示されます。このマップは、一般的な地域全体の表示に適したレベルでズームされた状態のままになります。

州の選択が適用されたマップ チャート

州の選択が適用されたマップ チャート

データ セット

この例では、次の 2 つのデータのセットを使用します。このデータを Qlik Sense にインポートする必要がありますデータをスプレッドシートに追加し、それを Qlik Sense にインポートすることができます。また、このヘルプ ページからテーブルを Web ファイルとしてインポートすることもできます。

構築方法

  1. データをデータ マネージャーにインポートします。
  2. データ マネージャーで、2 つのテーブル間で推奨される関連付けを行います。
  3. ドリルダウン軸を 2 つ作成します。1 つはStateCounty、もう 1 つはStateCityです。
  4. マップを [プレゼンテーション] に追加し、[カスタム] ズーム レベルを最大の [7倍ズーム] に設定します。
  5. State -Cityを軸として含むポイント レイヤーを追加します。次のプロパティを設定します。
    • [場所] で、範囲を [カスタム] に設定し、[Country] に「USA」と入力します。
    • [サイズと図形] で、[サイズの単位] を「Count(Distinct(Customer))」に設定します。
    • [] で、「Count(Distinct(Customer))」を使用して軸を色分けします。
    • [オプション] > [レイヤー表示] で、[表示可能なドリルダウン レベル] を [カスタム] に設定し、[市区町村] を選択します。
  6. State-Countyを軸として含むエリア レイヤーを追加します。次のプロパティを設定します。
    • [場所] で、範囲を [カスタム] に設定し、[Country] に「USA」と入力して、[行政区画 (レベル 1)] に「State」を入力します。
    • [] で、「Count(Distinct(Customer))」を使用して軸を色分けし、[不透明度] スライダーを 40% に設定します。
  7. この領域をマップの中心に配置し、[パン移動の制限] を [カスタム] に設定して [パン制限の設定] をクリックします。

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