トラブルシューティング - Qlik Sense によるナビゲーションと操作
このセクションでは、Qlik Sense でナビゲーショーンと操作を行うときに発生する可能性のある問題について説明します。
アプリを開くときや作成するときに、アクセスが拒否される
Qlik Sense April 2018 現在で、ハブにアクセスすると、ユーザーベースのライセンス (プロフェッショナルおよびアナライザー) のライセンス チェックが発生します。
考えられる原因
プロフェッショナルまたはアナライザー アクセスなしにハブにアクセスしようとしました。以降にアクセスが割り当てられている場合は、ライセンス チェックが既に実行されており、アクセスが拒否されます。
提案されたアクション
ログアウトしてから、再度ログインします。
ホスト マシンからハブにアクセスできない
Qlik Sense サイトをホストするマシンと同じマシンからハブへのアクセスを試みていますが、ブラウザーに「401.1 Access Denied」エラーが表示されます。
考えられる原因
Windows Server のループバック セキュリティ設定により、Qlik Sense サイトをホストするマシンと同じマシンから完全修飾ドメイン名 (FQDN) を使用してアクセスすることができなくなっている可能性があります。
提案されたアクション
ローカルホストのアドレス https://localhost/hub を使用してハブにアクセスしてください。
ハブにはアクセスできますが、ストリームが表示されません
考えられる原因
アクセス タイプがありません。
提案されたアクション
Qlik Sense 管理者がアクセスを割り当てるか、ログイン アクセス グループを含める必要があります。
詳細については、以下のトピックを参照してください。
Qlik Sense サイトの管理: ユーザー アクセスの管理
Qlik Sense サイトの管理: プロフェッショナル アクセスの管理
Qlik Sense サイトの管理: アナライザー アクセスの管理
Qlik Sense サイトの管理: ログイン アクセスの作成
シートやストーリーの作成および編集、スナップショットの取得ができない
状況によっては、アプリで選択または移動を実行できますが、コンテンツを作成できない場合があります。
小さなスクリーン デバイス
考えられる原因
非常に小さなスクリーン (幅が 480 ピクセル以下) を使用しています。
提案されたアクション
より大きなスクリーンを持つコンピュータまたはデバイスからアプリを開いてください。
詳細については、「小型画面でのアプリ体験」を参照してください。
管理者権限が不十分
考えられる原因
コンテンツを作成する管理者権限がありません。
提案されたアクション
Qlik Sense 管理者は、セキュリティ ルールを持つ管理者権限を付与する必要があります。詳しくは、「Qlik Sense サイトの管理 セキュリティ ルール エディター」を参照してください。
ハブにはアクセスできますが、希望するストリームが表示されません
考えられる原因
ストリームにアクセスする権限がありません。
提案されたアクション
Qlik Sense 管理者は、セキュリティ ルールを持つアクセス権を付与する必要があります。詳しくは、「Qlik Sense サイトの管理 セキュリティ ルール エディター」を参照してください。
ハブを閲覧しようとすると、ログイン ダイアログが表示されます
考えられる原因
Windows Server 2012 を使用しています。
提案されたアクション
ダイアログを使用してログインします。その後、ハブを閲覧できるようになります。
エラーメッセージ: [403 Forbidden]
アプリを開いたり、ハブを閲覧したりしようとすると、[403 Forbidden] というエラー メッセージが表示されます。
考えられる原因
- コンピューター上のルート証明書の数が多すぎる (> ~300) ため、Qlik Sense サービスが通信できなくなっています。
- リポジトリのルール エンジンによって、アクセスが許可されていないリソースにアクセスしようとしています。
提案されたアクション
使用されていないルート証明書を削除してください。詳細については、以下の Microsoft ヘルプの記事を参照してください。
Web サイトでクライアント証明書が必要な場合、または Windows Server 2003 で IAS を使用している場合、クライアントが接続できない
KB 931125 をインストール後の SSL/TLS 通信の問題
エラーメッセージ: [404 Not found]
アプリを開いたり、ハブを閲覧したりしようとすると、[404 Not found] というエラー メッセージが表示されます。
考えられる原因
URL が存在しないリソースを参照しています。
提案されたアクション
ウェブ ブラウザーを閉じて、Qlik Sense を再度開きます。
エラー メッセージ: [Internal server error 500]
[Internal server error 500] というエラー メッセージが表示されます。
考えられる原因
不明のエラーが発生しました。
提案されたアクション
次の場所にあるシステム ログ ファイルをチェックします。
- %ProgramData%\Qlik\Sense\Log\Proxy
- %ProgramData%\Qlik\Sense\Log\Repository
エラー メッセージが繰り返し表示される場合は、Qlik Sense の担当者に連絡し、システム ログ ファイルを提供してください。
エラー メッセージ: [信頼できないプロキシ SSL 接続/証明書]
アプリを開いたり、ハブを閲覧したりしようとすると、プロキシ SSL 接続または証明書が信頼できないというエラー メッセージが表示され、例外を作成して、その認証局を信頼するかどうか尋ねらます。
考えられる原因
Thawte や VeriSign といった有名な認証局のルート証明書でないと、ブラウザーでルート証明書が認識されないことがあります。
提案されたアクション
- 質問に [はい] と答えて、例外の作成とその認証局の信頼を承認します。
- Qlik Sense の既定の証明書を使用できるようにするには、パブリック SSL 証明書が必要です。インストール済みかどうかを確認してください。
詳しくは、「Qlik Sense サイトの管理 プロキシ証明書の変更」を参照してください。
Web ブラウザーで Qlik Sense Desktop を開くことができない
ブラウザーのアドレス バーに「http://localhost:4848/hub」と入力しても、Qlik Sense Desktop を開けません。
考えられる原因
Microsoft Windows 10 と Web ブラウザー Edge を使用しています。
提案されたアクション
Microsoft Windows 10 の使用時には、別のウェブ ブラウザを使用してください。
アプリの概要で、項目の順序を変更できない
アプリの概要でシートまたはストーリーを削除したいのですが、できません。
考えられる原因
ハイブリッド デバイスでマウスを使用しています。
提案されたアクション
以下のいずれかを行います。
- ナビゲーション ボタン () をタップし、 [タッチ画面モード]をオフに切り替えて、タッチ デバイス サポートをオフにします。
- スライドを移動する前に、マウスのボタンを押したままにしてください。
- または、タッチスクリーンを使用し、ロングタッチしながらドラッグし、項目を移動します。
iPad または iPhone で Qlik Sense を使用できない
考えられる原因
次のうちの 1 つでも当てはまる場合は、iPad または iPhone で Qlik Sense を使用できなくなります。
- Web ブラウザーのプライベート ブラウズ機能が有効になっています。iPad または iPhone でプライベート モードで閲覧している場合は、ローカル ストレージを使用できないため、Qlik Sense を使用できません。
- Web ブラウザーでクッキーが無効になっています。
- ドメイン/IP 番号が信頼されていません。
- 証明書が信頼されていません。
提案されたアクション
次の 1 つまたは複数の操作を実行して、iPad または iPhone でQlik Senseを使用できるようにします。
- Web ブラウザーの設定で、プライベート ブラウズ機能をオフにしてください。
- Web ブラウザーの設定でクッキーを有効にします。
-
ドメイン/IP 番号を Qlik Sense の許可リストに追加します。
詳しくは、「Qlik Sense サイトの管理 仮想プロキシの作成」を参照してください。
-
信頼できる認証局 (CA) によって発行および検証された証明書を使用します。自己署名証明書の場合は、CA のルート証明書を iPad に追加します。
詳しくは、「Qlik Sense サイトの管理 証明書」を参照してください。
共有チャート内での読む順序が正しくない
共有チャート内での読む順序が変更されています。例えば、右から左の読む順序で表示されるチャートを共有しましたが、現在の共有チャートでは、読む順序が左から右になっています。
考えられる原因
チャートの共有後に、アプリで読む順序の設定が変更されました。
提案されたアクション
チャートの共有元のアプリにおいて、アプリのスタイル設定で正しい読む順序がオンになっていることを確認してください。詳細については、「右から左の方向の文字列のアクティブ化」を参照してください。