monthsstart - スクリプトおよびチャート関数
この関数は、ベース日付を含む月、2 か月、四半期、4 か月、半年のいずれかの期間の最初のミリ秒のタイムスタンプに相当する値を返します。その前後の期間のタイムスタンプを取得することもできます。既定の出力形式は、スクリプトに設定されている DateFormat です。
構文:
MonthsStart(n_months, date[, period_no [, first_month_of_year]])
戻り値データ型: dual
monthsstart() 関数は、指定された n_months 引数に基づいて年をセグメントに分割します。次に、提供された各日付がどのセグメントに該当するかを評価し、そのセグメントの最初のミリ秒を日付形式で返します。この関数には、前後のセグメントから開始タイムスタンプを返したり、年の最初の月を再定義したりする機能もあります。
次の年のセグメントは、 n_month 引数として関数で使用できます。
期間 | 月数 |
---|---|
月 | 1 |
隔月 | 2 |
四半期 | 3 |
4 か月 |
4 |
半年 | 6 |
引数 | 説明 |
---|---|
n_months | 期間を定義する月数。整数、または計算結果が整数になる数式で次のうちのいずれかでなければならない。1 (inmonth() 関数と同機能)、2 (2 か月)、3 (inquarter() 関数と同機能)、4 (4 か月)、6 (半年)。 |
date | 評価する日付またはタイムスタンプ。 |
period_no | 期間は、period_no、整数、計算結果が整数になる数式を使用して補正できます。値 0 は base_date を含む期間を示します。period_no の値が負の場合は過去の期間を、正の場合は将来の期間を示します。 |
first_month_of_year |
事業年度が 1 月以外の月に始まる場合は、first_month_of_year で 2 から 12 の間の値を指定します。 |
使用に適しているケース
monthsstart() 関数は、ユーザーがまだ発生していない期間の端数を計算に使用する場合に、数式の一部として一般的に使用されます。これは、例えば、入力変数を提供して、ユーザーが月、四半期、半年でこれまでに累積した合計利息を計算するために使用できます。
例 | 結果 |
---|---|
monthsstart(4, '10/19/2013') | 09/01/2013 を返します。 |
monthsstart(4, '10/19/2013, -1) | 05/01/2013 を返します。 |
monthsstart(4, '10/19/2013', 0, 2 ) | 年の開始が 2 月になるため、10/01/2013 を返します。 |
地域の設定
特に指定のない限り、このトピックの例では次の日付書式を使用しています: MM/DD/YYYY。日付書式は、データ ロード スクリプトの SET DateFormat ステートメントで指定されています。既定の日付書式は、地域の設定やその他の要因により、システムによって異なる場合があります。以下の例の書式は、要件に合わせて変更できます。または、これらの例に一致するようにロード スクリプトの書式を変更できます。
App の既定の地域設定は、Qlik Sense がインストールされているコンピューターまたはサーバーの地域システム設定に基づいています。アクセスしている Qlik Sense サーバーがスウェーデンに設定されてい場合、データ ロード エディターは、日付、時間、および通貨にスウェーデンの地域設定を使用します。これらの地域の書式設定は、Qlik Sense ユーザー インターフェースに表示される言語とは関係ありません。Qlik Sense は使用しているブラウザと同じ言語で表示されます。