RangeTextCount - スクリプトおよびチャート関数
RangeTextCount() は、数値または項目に含まれる、テキスト値の数を返します。
構文:
RangeTextCount(first_expr[, Expression])
戻り値データ型: integer
引数:
この関数の引数には、値のリストをそれ自体の中で返すレコード間関数が含まれます。
引数 | 説明 |
---|---|
first_expr | メジャーの対象となるデータが含まれている数式または項目。 |
Expression | メジャーの対象となるデータ範囲が含まれている任意の数式または項目。 |
例と結果:
例 | 結果 |
---|---|
RangeTextCount (1,2,4) | 0 を返します |
RangeTextCount (5,'abc') | 1 を返します |
RangeTextCount (null( )) | 0 を返します |
数式を用いた例:
RangeTextCount (Above(MaxString(MyField),0,3))
現在の行とその上の 2 つの行で評価された MaxString(MyField) 関数の 3 つの結果に存在するテキスト値の数が返されます。
例で使用されているデータ:
ヒント メモこのような場合、集計エラーを防ぐため MyField によるソートは無効にしておきます。
MyField | MaxString(MyField) | RangeTextCount(Above(Sum(MyField),0,3)) |
---|---|---|
10 |
10 |
0 |
abc | abc | 1 |
8 | 8 | 1 |
def | def | 2 |
xyz | xyz | 2 |
9 | 9 | 2 |
例で使用されているデータ:
RangeTab:
LOAD * INLINE [
MyField
10
'abc'
8
null()
'xyz'
9
] ;