Ceil - スクリプトおよびチャート関数
Ceil()は、step (offset によりシフト) に最も近い倍数に数値を切り上げます。
これは、数値の切り下げに使用する floor 関数とは対照的です。
構文:
Ceil(x[, step[, offset]])
戻り値データ型: 数値
引数:
引数 | 説明 |
---|---|
x | 数値を入力します。 |
step | 間隔は増分です。デフォルト値は 1 です。 |
offset |
ステップ間隔の基準を定義します。デフォルト値は 0 です。 |
例と結果:
例 | 結果 |
---|---|
Ceil(2.4 ) |
3 を返します この例では、ステップの大きさは 1、ステップ間隔の基準は 0 となっています。 間隔は ...0 < x <=1, 1 < x <= 2, 2< x <=3, 3< x <=4... です |
Ceil(4.2 ) |
5 を返します |
Ceil(3.88 ,0.1) |
3.9 を返します この例では、間隔の大きさは 0.1、ステップ間隔の基準は 0 となっています。 間隔は ... 3.7 < x <= 3.8, 3.8 < x <= 3.9, 3.9 < x <= 4.0... です |
Ceil(3.88 ,5) |
5 を返します |
Ceil(1.1 ,1) |
2 を返します |
Ceil(1.1 ,1,0.5) |
1.5 を返します この例では、ステップの大きさは 1、オフセットは 0.5 となっています。つまり、ステップ間隔の基準は 0 ではなく、0.5 です。 間隔は ...0.5 < x <=1.5, 1.5 < x <= 2.5, 2.5< x <=3.5, 3.5< x <=4.5... です |
Ceil(1.1 ,1,-0.01) |
1.99 を返します 間隔は ...-0.01< x <= 0.99, 0.99< x <= 1.99, 1.99 < x <=2.99... です |