のマルチテーブル サポートDirect Discovery
Direct Discovery を使用すると、ANSI SQL 結合機能を使って複数のテーブルやビューをロードできます。
単一チャートの中のメジャーは、すべて、Qlik Sense 内の同じ論理テーブルから派生したものでなければなりませんが、派生元には、join ステートメントを介してリンクされたソースからの複数のテーブルの組み合わせを使用できます。ただし、軸については、同じチャートの中で他の複数のテーブルから取得した複数の軸を使用できます。
例えば、Where 節または Join 節のいずれかを使用して、Direct Discovery でロードしたテーブルをリンクできます。
- 大きなデータセットを使用するメモリ シナリオでは、Direct Discovery を 1 事実/複数軸で展開できます。
- Direct Discovery は、以下の基準のいずれかを満たす複数のテーブルで使用できます。
- 結合に使用するキー項目の濃度が低い。
結合に使用するキー項目の濃度が高く、DirectEnableSubquery が true に設定されており、すべてのテーブルが Direct Discovery で結合されている。
詳細については、「 でのサブクエリの使用Direct Discovery」を参照してください。
- Direct Discovery は、すべてのテーブルが Direct Discovery 形式の第 3 正規形シナリオでの展開には適していません。
Where 節を使用した Direct Discovery テーブルのリンク
このスクリプト例では、AW2012 データベースからデータをロードします。Product と ProductSubcategory の 2 つのテーブルは、共通の ProductSubCategoryID 項目を使用して Where 節でリンクされています。
Product_Join:
DIRECT QUERY
DIMENSION
[ProductID],
[AW2012].[Production].[Product].[Name] as [Product Name],
[AW2012].[Production].[ProductSubcategory].[Name] as [Sub Category Name],
Color,
[AW2012].[Production].[Product].ProductSubcategoryID as [SubcategoryID]
MEASURE
[ListPrice]
FROM [AW2012].[Production].[Product],
[AW2012].[Production].[ProductSubcategory]
WHERE [AW2012].[Production].[Product].ProductSubcategoryID =
[AW2012].[Production].[ProductSubcategory].ProductSubcategoryID ;
Join On 節を使用した Direct Discovery テーブルのリンク
Direct Discovery テーブルは、Join On 節を使用してリンクすることもできます。このステートメント例では、SalesOrderID 項目を介して SalesOrderHeader テーブルを SalesOrderDetail テーブルに結合し、さらに Customer ID 項目を介して Customer テーブルを SalesOrderHeader テーブルに結合します。
この例では、同じ論理テーブルからメジャーを作成するため、それらのメジャーを同じチャートに使用できます。例えば、SubTotal と OrderQty を メジャーとしてチャートを作成することができます。