FieldValueCount - スクリプトおよびチャート関数
FieldValueCount() は integer 関数で、項目に含まれる固有値の数を返します。
部分的なリロードにより、データ由来の値が削除される可能性がありますが、返される数値には反映されません。返される数値は、最初のリロードまたはその後の部分的なリロードのいずれかでロードされたすべての個別値に対応します。
情報メモチャートの式いずれかにこのチャート関数が使用されている場合、チャートの y 値のソート、またはテーブルの式列ごとのソートは許可されません。よって、これらのソート機能は自動的に無効になります。ビジュアライゼーションまたはテーブルでこのチャート関数を使用すると、ビジュアライゼーションのソートは、レコード間の関数に対するソートされた入力の状態に戻ります。この制限は、同等のスクリプト関数には当てはまりません。
構文:
FieldValueCount(field_name)
戻り値データ型: 整数
引数:
引数 | 説明 |
---|---|
field_name | 値が必要な項目名。たとえば、テーブルの列など。 文字列値でなければなりません。これは、項目名は単一引用符で囲む必要があることを意味します。 |
例と結果:
以下の例では、テーブル Names の項目 First name を使用しています。
例 | 結果 |
---|---|
アプリに例のデータを追加して実行します。 |
テーブル Names が、例のデータのようにロードされます。 |
チャート関数:軸 First name を含むテーブルで、メジャーとして次の項目を追加します。 |
|
FieldValueCount('First name') |
5 (Peter は 2 回登場するため) |
FieldValueCount('Initials') |
6 (Initials には固有の値しか含まれていないため) |
スクリプト関数: テーブル Names が、例のデータのようにロードされます。 |
|
FieldCount1: Load FieldValueCount('First name') as MyFieldCount1 Resident Names; |
MyFieldCount1=5 (Peter は 2 回登場するため) |
FieldCount2: Load FieldValueCount('Initials') as MyInitialsCount1 Resident Names; |
MyFieldCount1=6 (Initials には固有の値しか含まれていないため) |
Names:
LOAD * inline [
First name|Last name|Initials|Has cellphone
John|Anderson|JA|Yes
Sue|Brown|SB|Yes
Mark|Carr|MC|No
Peter|Devonshire|PD|No
Jane|Elliot|JE|Yes
Peter|Franc|PF|Yes ] (delimiter is '|');
FieldCount1:
Load FieldValueCount('First name') as MyFieldCount1
Resident Names;
FieldCount2:
Load FieldValueCount('Initials') as MyInitialsCount1
Resident Names;