Qlik Sense September 2020 の新機能
拡張知能
新しい検索ベースのビジュアル分析チャートの種類
検索ベースのビジュアル分析で洞察を生成する場合、Insight Advisor はいくつかの新しい種類のビジュアライゼーションを自動生成するようになりました。これには、次が含まれます。
- クラスター チャート – 新しい K 平均法クラスタリング機能を使用するクラスターを表示します。
- 相関チャート – 相関機能を使用する相関を表示します。
- コントロール チャート – 時間の経過とともにプロセスがどのように変化するかを表示します。
モバイル デバイスでの検索ベースのビジュアル分析
検索ベースのビジュアル洞察生成が、携帯型モバイル デバイスで利用できるようになりました。これにより、従来のオーサリングとは対照的に、小さなフォーム要素で新しい分析や洞察をより直感的に作成する手段を提供します。ブラウザ ベースのユーザー インターフェースを介して、携帯型デバイスで利用できます。
高度な分析計算 - K 平均法クラスタリング
このリリースでは、Qlik Associative Engine に搭載された高度な分析計算が導入されました。最初の機能は K 平均法クラスタリングで、類似性に基づいてデータ ポイントをクラスターにグループ化することができます。これは、顧客のセグメント化、不正行為の検出、その他多くのユース ケースで非常に有用な機能です。
ビジュアル分析の改善点
改善された基準線
棒グラフと折れ線グラフに、フォーマットされたラベルが付いた軸ベースの (垂直) 基準線が含まれるようになり、時間軸に沿って詳細 (重要なイベントの開始日と終了日など) を追加してチャートを強化するのに役立ちます
アニメーター コントロール
アニメーター コントロールでは、任意の軸の値を自動選択し、集計の有無にかかわらずループで再生することで、時間の経過とともに変化するデータをアニメーション化する機能をユーザーに提供します。
その他のチャート改善点
管理の改善
QMC ステータス ページ
ステータス ページは、マルチクラウド セットアップ コンソールへのリンクをユーザーに表示するなど、アプリの配布を理解および監視するためのより良い方法を提供します。
セルフサービス ハブの改善点
ハブのテーブル ビューは、スケーラブルで使いやすいアプリ マネージャーを提供します。次の機能が含まれます。
- 名前、説明、所有者、公開済み (該当する場合)、最後に再読み込まれたデータ (該当する場合)、詳細の列
- 列のヘッダーをクリックしてソート
- グリッド (Ctrl + g) やリスト表示 (Ctrl + Shift + l) のようなキーボード ショートカット
- キーボードでのナビゲーション
- Qlik サポートのスクリーン リーダーへの対応
その他の改善点
NFS プロトコルへの対応
Windows に Qlik Sense Enterprise をインストールする場合、ネットワーク ファイル システム (NFS) プロトコルを介してファイル ストアに接続できます。NFS サポートにより、たとえば、Google Cloud Platform を使用するときに Linux ベースのファイル ストアを使用できます。
データ リテラシーを内蔵
Qlik は、データ リテラシーの高い世界の実現に向けたビジョンに焦点を当ててきました。このミッションの一環として、初めてのユーザーを念頭に置いて、Qlik Sense 内にユーザーにデータに関する支援および教育を行うための新しい機能が追加されています。これらの機能は、初めてのユーザー向けに、 オンボーディングを促進し、より短時間での洞察を可能にするために Qlik に固有のデータ概念を分かりやすく説明し、チャート作成のためのより多くのコンテキストや軸/メジャーの詳細を説明しています。