負荷分散の追加
複数のエンジンと仮想プロキシをインストールする場合、新しいノードと下層プロキシに負荷分散を追加する必要があります。負荷分散が自動的に追加されるのは、セントラル ノードのみです。 仮想プロキシを構成せずにノードを作成すると、ノードは実際に使用されることはありません。 新しい仮想プロキシを作成する場合、負荷分散を追加して、仮想プロキシが作業を転送するノードを選択して構成する必要があります。
既定の負荷分散アルゴリズムであるラウンド ロビンは、マルチノード サイト内の利用可能なノード間で負荷を均等に分散します。 また、粘着性負荷分散とエンジン飽和チェックを有効にして、負荷分散アルゴリズムと併用することもできます。粘着性負荷分散を有効にすると、プロキシ サービスは、すべてのアプリを開くリクエストを、アプリがすでに開いているエンジンにリダイレクトしようとします。エンジン飽和チェックにより、エンジンの可用性が監視され、エンジンが飽和した場合には、アプリを開くリクエストが他の利用可能なエンジンにリダイレクトされます。
同じユーザー/クライアント セッションは、次のリクエスト ヘッダーに含まれる情報によって決定されます:
- X-Qlik-ProxySession ヘッダー (英語のみ)
- X-Qlik-Security ヘッダー (英語のみ)
- X-Qlik-User ヘッダー (英語のみ)
次の手順を実行します。
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QMC を開く:https://<QPS サーバー名>/qmc
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QMC スタート ページから、あるいは [スタート] ドロップダウン メニューから [仮想プロキシ] を選択して、概要を表示します。
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負荷分散を追加したい仮想プロキシを選択します。
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[編集] をクリックします。
仮想プロキシのプロパティが表示されます。
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[負荷分散] プロパティで、[ 新しいサーバー ノードの追加] をクリックして、負荷分散を追加するサーバー ノードを選択します。
ダイアログが開きます。
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リストからノードを選択します。
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[追加] をクリックします。
ダイアログが閉じ、ノードが仮想プロキシ編集ページの [負荷分散ノード] リストに追加されます。
確認のダイアログが表示されます。
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必要に応じて、[Sticky load balancing] (粘着性負荷分散) を選択します。これを有効にすると、プロキシ サービスは、すべてのアプリを開くリクエストを、アプリがすでに開いているエンジンにリダイレクトしようとします。
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必要に応じて、負荷分散中にエンジンの可用性を監視するには、エンジン飽和チェックを選択します。エンジンが飽和している場合、アプリを開くリクエストは他の利用可能なエンジンにリダイレクトされます。
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[OK] をクリックします。
ページの最下部に [更新完了] と表示されます。