BlackBerry 向け Qlik Sense Mobile ポリシー設定
BlackBerry Dynamics 管理者は、BlackBerry UEM 管理コンソールでポリシー プロファイルとユーザー設定を編集することによってセキュリティ構成を管理します。
このドキュメントでは、BlackBerry Dynamics 環境の Qlik Sense Mobile Client Managed 展開に固有の設定について説明します。ポリシーとプロファイルの設定の全体的な概要については、BlackBerry のドキュメントを参照してください:BlackBerry UEM 管理。
Data leakage prevention (データ漏洩防止)
BlackBerry Dynamics 管理者は、ユーザーが BlackBerry Dynamics 環境外のデータをコピーできないようにすることができます。
以下を実行します。
- BlackBerry UEM 管理コンソールで、[Policies and profiles] (ポリシーとプロファイル) に移動し、[Managed devices] (管理対象デバイス) セクションを開きます。
- [Policy] (ポリシー) ドロップダウン メニューで BlackBerry Dynamics を選択します。
- 選択可能なポリシーのリストから、編集するポリシー プロファイルを選択します。
- 編集アイコンをクリックします。
- [Data leakage prevention] (データ漏洩防止) セクションに移動します。
- [Do not allow copying data from BlackBerry Dynamics apps into non BlackBerry Dynamics apps] (BlackBerry Dynamics アプリから BlackBerry Dynamics 以外のアプリへのデータのコピーを許可しない) を選択して、ユーザーが BlackBerry Dynamics 環境の外部でデータを共有できないようにします。
- [Do not allow copying data from non BlackBerry Dynamics apps into BlackBerry Dynamics apps] (BlackBerry Dynamics 以外のアプリから BlackBerry Dynamics アプリへのデータのコピーを許可しない) を選択して、ユーザーが BlackBerry Dynamics 環境の一部ではないアプリからコピーした データを追加できないようにします。
- [Save] (保存) をクリックして変更を適用します。
診断とログ
ユーザーは、BlackBerry Work を使用して、またはネイティブ iOS クライアントなどの別のメール クライアントを使用して、アプリケーション診断を送信できます。BlackBerry Work 以外のメール クライアントを使用できるのは、BlackBerry Dynamics 管理者がユーザーに BlackBerry Dynamics 環境外のデータのコピーを許可する場合のみです。参照先:Data leakage prevention (データ漏洩防止)を参照してください。
BlackBerry 向け Qlik Sense Mobile アプリからのアプリケーション診断の送信
以下を実行します。
- BlackBerry 向け Qlik Sense Mobile アプリで、BlackBerry Launcher アイコンをタップします。
- Launcher メニューで、設定メニューを開きます。
- 設定メニューで、[Diagnostic] (診断) を選択します。
- [Send application diagnostics] (アプリケーション診断を送信) を選択します。
- メール クライアントが開きます。
データ漏洩防止が適用されている場合のアプリケーション診断の送信
BlackBerry Dynamics 管理者がデータ漏洩防止設定を有効にしている場合、 ユーザーは BlackBerry Work メール クライアントを使用しなければ診断を送信できません。ユーザーが [Send application diagnostics] (アプリケーション診断を送信) を選択するときに BlackBerry Work がデバイスにインストールされていないと、 メール サービスを設定するよう促すエラー メッセージが表示されます。
詳細診断の設定
BlackBerry Dynamics 管理者は、ユーザーによる BlackBerry 向け Qlik Sense Mobile アプリからの詳細診断の送信を有効にするか、送信できないようにすることができます。詳細診断は、ポリシー プロファイルを編集することによってアプリケーション レベルで有効にするか、特定のユーザーの登録済みデバイスを編集することによってデバイス レベルで有効にします。
ポリシー プロファイルでの詳細診断の設定
以下を実行します。
- BlackBerry UEM 管理コンソールで、[Policies and profiles] (ポリシーとプロファイル) に移動し、[Managed devices] (管理対象デバイス) サブセクションを開きます。
- [Policy] (ポリシー) ドロップダウン メニューで、BlackBerry Dynamics を選択します。
- 選択可能なポリシーのリストから、編集するポリシー プロファイルを選択します。
- 編集アイコンをクリックします。
- [Detailed logging] (詳細ログ) セクションに移動します。
- 詳細ログを有効にするには、[Enable detailed logging for BlackBerry Dynamics apps] (BlackBerry Dynamics アプリでの詳細ログを有効にする) を選択します。
BlackBerry 向け Qlik Sense Mobile での診断設定で、[Detailed diagnostics] (詳細診断) オプションが選択可能になります。ユーザーはトグルを使用して詳細診断をオンにすることができます。 - 詳細ログを無効にするには、[Prevent users from turning on detailed logging in BlackBerry Dynamics apps] (ユーザーが BlackBerry Dynamics アプリで詳細ログをオンにできないようにする) を選択します。
BlackBerry 向け Qlik Sense Mobile アプリには、[Send application diagnostics] (アプリケーション診断を送信する) オプションのみが表示されます。
- 詳細ログを有効にするには、[Enable detailed logging for BlackBerry Dynamics apps] (BlackBerry Dynamics アプリでの詳細ログを有効にする) を選択します。
特定のデバイスの詳細診断の設定
以下を実行します。
- ポリシー編集ウィンドウで、[Enable detailed logging for BlackBerry Dynamics apps] (BlackBerry Dynamics アプリでの詳細ログを有効にする) と [Prevent users from turning on detailed logging in BlackBerry Dynamics apps] (ユーザーが BlackBerry Dynamics アプリで詳細ログをオンにできないようにする) の両方のオプションをオフのままにします。詳細な手順については、ポリシー プロファイルでの詳細診断の設定を参照してください。
- BlackBerry UEM 管理コンソールで、[User] (ユーザー) に移動し、[All users] (すべてのユーザー) サブセクションを開きます。
- リストからユーザーを選択します。
- ユーザー プロファイル ウィンドウで、選択したユーザーが使用可能なアクティブなデバイスの 1 つを選択します。デバイスは、対応するタブをクリックすることによって選択します。
- 選択したデバイスのタブで、[BlackBerry Dynamics apps] (BlackBerry Dynamics アプリ) ドロップダウン メニューを開きます。
- BlackBerry 向け Qlik Sense Mobile アプリを見つけます。このセクションのリストに BlackBerry 向け Qlik Sense Mobile が含まれていない場合、選択したデバイスではそのユーザーには割り当てられていません。
- BlackBerry 向け Qlik Sense Mobile の [App actions] (アプリ アクション) 列で、ドロップダウン メニューを開きます。
- [Logging on] (ログをオン) を選択して詳細ログを有効にします。
ユーザーはトグルを使用して詳細診断をオンにすることができます。 - [Logging off] (ログをオフ) を選択して詳細ログを無効にします。
BlackBerry 向け Qlik Sense Mobile アプリには、[Send application diagnostics] (アプリケーション診断を送信する) オプションのみが表示されます。
- [Logging on] (ログをオン) を選択して詳細ログを有効にします。