サイレント アップグレード
現在の Qlik Sense インストールをサイレントにアップグレードできます。 インストーラのユーザー インターフェースで利用できるすべての設定オプションは、サイレント操作で実行できます。
次の手順を実行します。
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[スタート] > [すべてのプログラム] > [アクセサリ] > [コマンド プロンプト] の順に選択します。
[コマンド プロンプト] のウィンドウが表示されます。
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[コマンド プロンプト] のウィンドウで、Qlik_Sense_setup.exe ファイルを含むフォルダーに移動します。
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Qlik_Sense_setup.exe と入力して、適切なサイレント インストールの構文を続けます。
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該当する場合は、.NET Framework 4.8 がインストールされます。完了したら、システムを再起動する必要があります。
システムが再起動したら、上記の手順を繰り返します。
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該当する場合は、次のサポート記事に従って、Qlik Sense ルート証明書を再作成します: 「2019 年 6 月以降へのアップグレード時の Qlik Sense ルート CA 証明書の再作成」。
2019 年 6 月以前のバージョンで最初にインストールされたすべての Qlik Sense 展開に適用可能。
構文
Qlik_Sense_setup.exe [-silent] {-log path\filename} {accepteula=1|0} {desktopshortcut=1|0} {skipstartservices=1|0} {installdir=path} {userpassword=password} {dbpassword=password} | - |
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Qlik_Sense_setup.exe -? または -h | 画面上のサイレント セットアップ ヘルプを開きます。 |
コマンド
-silent (または -s) | - | UI を使用しないコマンドラインによる設定 (必須)。 |
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-log (または -l) | [パス付きのログ ファイル名] |
ログ ファイル ディレクトリおよびログ ファイル名。 情報メモユーザーはこのディレクトリへのアクセス権を持つ必要があります。
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引数
引数はスペースで区切られ、[Argument]="[Value]" の形式で表示されます。通常、二重引用符 (") は省略できますが、パスにスペースが含まれている場合は必要です。
既定値は、セットアップ ユーザー インターフェースで使用した値になっています。
accepteula | 1|0 |
Qlik ユーザー ライセンス契約に同意します。 警告メモこの引数は必須であり、正常にアップグレードするには QULA を受け入れる必要があります。
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desktopshortcut | 1|0 (クリーン インストールでは既定値の 1 になります) | デスクトップ ショートカットをインストールします。 |
skipstartservices | 1|0 (クリーン インストールではデフォルト値の 0 になります。その他の場合は現行のステートを維持) | インストール完了後のサービス開始をスキップするには。 |
installdir | [カスタム インストール ディレクトリへのパス] | 既定のインストール ディレクトリを使用しない場合にのみ定義が必要 (%ProgramFiles%\Qlik\Sense)。 |
userpassword | [パスワード] | サービスの実行に使用するユーザーのパスワード。 |
dbpassword | [パスワード] |
データベースを実行するユーザーを作成するデータベースのスーパーユーザー用のパスワード。 |
bundleinstall | dashboard,visualization | ダッシュボードとビジュアライゼーションのバンドルを含めます。 |
既定値は、セットアップ ユーザー インターフェースで使用した値になっています。
インストールのアップグレード
この例では、インストールをサイレントにアップグレードし、デスクトップ ショートカットを追加する方法を示しています。
Qlik_Sense_setup.exe -s desktopshortcut=1 accepteula=1
サポートが終了したコマンドライン引数
使用の中止が推奨されるコマンド ライン引数のリストについては、「サイレント インストール」を参照してください。