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AppConfig による Qlik Sense Client-Managed モバイル のカスタマイズ

Enterprise Mobile Management (EMM) 環境で Qlik Sense Client-Managed モバイル を管理する場合、AppConfig ファイルを編集してユーザーの Qlik Sense Client-Managed モバイル エクスペリエンスをカスタマイズできます。

AppConfig は .json または .xml 構成ファイルであり、Mobile Device Manager システムを使用して編集できます。AppConfig ファイルを編集することによって、例えば、Qlik Sense Client-Managed モバイル の起動時に表示される既定のストリームを変更したり、デモ サーバーを非表示にしたり、マッシュアップをランディング ページとして設定したりすることができます。AppConfig ファイルを変更する方法は、使用している Mobile Device Manager に応じて異なる場合があります。

AppConfig における構成可能な設定

AppConfig ファイルにおける構成可能な設定は次の通りです。

設定

Type: オブジェクト

設定オブジェクトには次のプロパティがあります:

hideDemoServer

Type: ブール値

true に設定すると、デモ サーバーはアカウント リストから非表示になります。

hideAnalytics

Type: ブール値

true に設定した場合、分析は表示されず、Qlik に送信されることもありません。

false に設定した場合、エンド ユーザーは分析を Qlik に送信することを選択できます。

useBundledResources

Type: ブール値

true に設定した場合、アプリをオンラインで消費する際に アプリを含むビジュアライゼーション クライアントが有効になり、アプリのオンラインでの消費がより効率的になります。 Qlik Sense Client-Managed モバイルオフラインでアプリを消費する際は、ビジュアライゼーション クライアントが既定で使用されます。

既定ではこの設定は存在せず、無効となっています。有効化するには、手動で AppConfig に追加し、true に設定する必要があります。

互換性の理由から、この設定を有効にする場合は同じバージョンの Qlik Sense Enterprise および Qlik Sense Client-Managed モバイル を使用してください。

アカウント

Type: オブジェクト

Accounts オブジェクトは、JSON 形式のアカウントのリストです。各アイテムには、ユーザーに対して表示される名前、およびユーザーの認証に使用される URL が含まれています。この値の形式は次のとおりです。

{"name":"Account 1","url":"http://www.hub-A.com"}, {"name":"Account 2","url":"http://www.hub-B.com"}

Accounts オブジェクトには次のプロパティがあります:

名前

値の種類: 文字列

これらの設定を適用するアカウントの名前。

URL

値の種類: 文字列

Qlik Sense ハブへの URL。

config

Type: オブジェクト

config オブジェクトには次のプロパティがあります:

  • DefaultStream

    値の種類: 文字列

    Qlik Sense ハブのロード時に選択される既定のストリームを変更します。

  • LandingPage

    値の種類: 文字列

    ユーザーが正常に Qlik Sense にアクセスしたときにハブの代わりにロードされる、マッシュアップなどのリソースへのパス。

  • AADAppId

    値の種類: 文字列

    Microsoft Azure シングル サイン オンで使用されます。このキーの値は、QSM Azure Active Directory アプリ登録のアプリケーション ID/クライアント ID と等しい文字列です。

AppConfig の例

{
    "Settings":{
        "hideDemoServer": true,
        "hideAnalytics": true,
        "useBundledResources": true
    },
    "Accounts":[
        {
        "name":"Everyone account",
        "url":"https://acme.com/vprefix",
        "config": {
            "DefaultStream": "Everyone",
            "AADAppId": "95c232bc-5ab2-4954-8640-2a865eeb8597"
        }
        },
        {
        "name":"Mashup account",
        "url":"https://acme.com/vprefix",
        "config": {
            "DefaultStream": "mashups",
            "LandingPage": "/extensions/LandingPageMashup/LandingPageMashup.html"
        }
        }
    ]
}

ランディング ページとしてのマッシュアップの設定

AppConfig ファイルを編集して、Qlik Sense にアクセスするユーザーのランディング ページとして、マシュアップ ストリームを設定します。

[Configuration Value] 項目に、次の値を入力します。

{
    "name":"Mashup account",
    "url":"https://acme.com/vprefix",
    "config": {
        "DefaultStream": "mashups",
        "LandingPage": "/extensions/LandingPageMashup/LandingPageMashup.html"
    }
}

ここで、

  • 「マッシュアップ アカウント」および「https://acme.com/vprefix」は、これらの設定が適用されるアカウントおよび Sense ハブです。
  • 「/extensions/LandingPageMashup/LandingPageMashup.html」は、ランディング ページとして使用されるマッシュアップへのパスです。
  • 「マッシュアップ」は、Qlik Sense にアクセスするときにロードされる既定のストリームの ID です。

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