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パスワードの検証に失敗したためにリム ノードをアップグレード、再インストール、または追加できない

考えられる原因  

設定プログラムを使用して Qlik Sense をインストールし、ローカル データベースをインストールするよう選択する場合、データベース ユーザー (qliksenserepository) とパスワードも作成します。以前に同期持続性を使用して Qlik Sense をインストールしている場合、データベース ユーザーのパスワードはランダムに生成されています。

アップグレード、再インストール、またはインストールへのリム ノードの追加を行うときには、再度このパスワードを使用する必要があります。PostgreSQL をインストールしたときにスーパー ユーザーのパスワードを作成しなかった場合、またはデータベース ユーザーのパスワードを思い出せない場合、このパスワードを変更しなければ、リム ノードのアップグレード、再インストール、または追加を続行することはできません。

提案されたアクション  

コマンド プロンプトを使用して PostgreSQL データベースのユーザー パスワードを変更します。

次の手順を実行します。

パスワードを変更できるように、クライアント認証設定を信頼できるものに変更します。

これを行うには、次の手順に従います。

  1. [サービス] で、Qlik Sense Repository Database サービスを実行中の場合はこれを停止します。

  2. PostgreSQL で、パスワードの変更を許可するように、設定で認証モードを変更します。これを行うには、ProgramData\Qlik\Sense\Repository\PostgreSQL\<データベース バージョン> に移動し、テキスト エディタで pg_hba.conf ファイルを開きます。

  3. PostgreSQL クライアント認証方法を md5 から trust に変更します。
  4. 情報メモクライアント認証設定は、大文字と小文字を区別します。
  5. 変更内容を保存します。
  6. Qlik Sense Repository Database サービスを起動します。

パスワードを変更するには、コマンド プロンプトを開いて次の手順に従います。

  1. 次のコマンドを入力します。
    1. リポジトリ データベースのインストールに移動します。
      cd C:\Program Files\Qlik\Sense\Repository\PostgreSQL\9.6\bin
    2. データベースに接続するには次を実行します。
      psql.exe -h 127.0.0.1 -p 4432 -U postgres
    3. 新しいユーザー パスワードを設定するには次を実行します。
      ALTER USER qliksenserepository WITH PASSWORD '<新しいパスワード>';

    これは qliksenserepository、または PostgreSQL の最初のインストール中に手動で設定したユーザーです。
    パスワードの変更に成功すると、ALTER ROLE が表示されます。

  2. Qlik Sense Repository Database サービスを停止します。
  3. pg_hba.conf 認証モード方法を md5 に戻します。
  4. Qlik Sense Repository Database サービスを起動します。

Qlik Sense 診断ツールに含まれている [接続文字列エディタ] を使用して、Qlik Sense Repository Database の接続文字列を更新します。
これを行うには、次の手順に従います。

  1. Qlik Sense インストールで [接続文字列エディタ] を開き、C:\Program Files\Qlik\Sense\Repository\Util\QlikSenseUtil に移動して QlikSenseUtil.exe ファイルをダブルクリックします。
  2. [LogOnForm] 画面で、Qlik Sense のインストール中に使用したデータベース ユーザーおよびパスワードを入力します。
  3. [Diagnostics Tool (診断ツール)] で [接続文字列エディタ] タブをクリックします。
  4. [接続文字列エディタ] で [読み取り] をクリックして、暗号化された接続文字列を表示します。
  5. 新しいリポジトリ データベースのパスワードを使用して、接続文字列の資格情報を name="QSR" で更新します。
  6. [暗号化された config ファイルに値を保存する] をクリックして変更を保存します。
  7. Qlik Sense Repository Database サービスを起動します。

これで、アップグレード、再インストール、または Qlik Sense インストールへのリム ノードの追加を実行できるようになりました。

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