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プロパティ

Qlik Senseでは、属性はプロパティと呼ばれます。プロパティは、アクセスをリクエストしているユーザーや、リクエストの影響を受けるリソース、リクエストが行われている環境を識別するために使われます。Qlik Sense では、すぐに利用できる既定のタイプのプロパティを使用するか、ユーザー ディレクトリ コネクター経由でディレクトリ サービスから提供されるプロパティを使用するか、カスタマイズした独自のプロパティを定義することができます。

カスタム プロパティ

既定のプロパティ

Qlik Sense は、対象 (ユーザー)、環境、リソースの説明に使用できる既定のプロパティを提供します。「条件のうちひとつのプロパティ値ペア:」の例では、ユーザーを識別するためのプロパティとしてユーザー グループ メンバーシップ (AD グループ) が使用されました。また、IP やリクエストの種類といった環境プロパティが、1 つまたは複数の IP アドレスへのアクセスや HTTPS リクエストの種類を制限するために追加されました。

ディレクトリ サービスのプロパティ

QMC のユーザー ディレクトリ コネクターを使用して Qlik Sense をディレクトリ サービスに接続すると、ディレクトリ サービスのユーザー プロパティが利用できるようになります。ルールの作成時にユーザー条件ドロップダウン リストでプロパティを確認できます。

カスタム プロパティ

カスタム プロパティを使うと、独自のプロパティを定義して、絞込値を割り当てることができます。これにより、既定の環境プロパティに独自のプロパティを補足できます。カスタム プロパティでは、ユーザーのロールやタイプも使用できます。

たとえば、組織内でQlik Senseの開発者、貢献者、消費者を設定できます。これらのユーザー タイプがディレクトリ サービスでグループとして定義されていないと想定してみましょう。カスタム プロパティでは、UserType プロパティを定義するオプションがあります。これで、開発者、貢献者、消費者という値をユーザーに割り当て、個人やユーザー グループ メンバーシップではなくユーザーのタイプに基づいてルールを適用できます。

ルールの作成時にユーザー条件ドロップダウン リストでカスタム プロパティを確認できます。リストでは、カスタム プロパティに「@」というサフィックスが付いています。

 

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