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ノードの作成

1 つ以上のノードを作成して、マルチノード サイトで使用できます。展開内で各ノードに特定のロールを割り当てて、リソースの計画をサポートします。たとえば、ノードにより予定のリロードを実行するか、またはユーザーにコンテンツを表示するかを指定します。

ノードを作成すると、関連のあるサービスも作成され、ノード名、レポジトリ、エンジン、印刷、プロキシ、スケジューラーが継承されます。

次の手順を実行します。

  1. QMC を開く:https://<QPS サーバー名>/qmc

  2. QMCスタート ページから、あるいは [Start (スタート)] Arrow downドロップダウン メニューから [Nodes (ノード)] を選択して、概要を表示します。

  3. データ マネージャーでテーブルの Create new新規作成 をクリックします。

  4. プロパティの項目を入力します。

     

    ID

    全項目が必須で、空欄のままにはできません。

    ID プロパティの説明
    プロパティ 説明

    [名前]

    ノード名。

    [ホスト名]

    ホスト名。ノードを作成したら、ホスト名は編集できません。 サーバー アドレスは、完全修飾ドメイン名形式 (node2.domain.com) にするか、マシン名形式 (node2) にする必要があります。

    情報メモ完全修飾ドメイン名 (FQDN) を使用することをお勧めします。ホスト名としてマシン名のみを使用する場合は、仮想プロキシの [ホスト許可リスト] に FQDN を手動で追加する必要があります。
    情報メモIPv6 アドレスをホスト名として使用する方法もサポートされています。

    ノードの目的

    ドロップダウン リストからノードの使用目的を選択します。[実稼働環境]、[開発環境]、または [両方]。

    この設定は、追加される各ノードの QMC で定義されます。選択するノードの目的に応じて、異なるプロパティがノードに適用されます。適用されるプロパティは、負荷分散ルールに使用したり、アクセスを制御するセキュリティ ルールに使用したりすることができます。

    異なるオプションを選択する場合、以下の影響があります。

    • 実稼働環境: このサーバーは、ユーザーがアプリにアクセスするのをサポートすることを目的としていますが、アプリを作成することはできません。ユーザーがこのノードに接続するとき、ハブの [アプリの新規作成] ボタンはユーザーに表示されません。ハブの [Work (ワーク)] セクションを非表示にするには、そのアプリケーション所有者にアクセス権を付与するセキュリティ ルールを無効にする必要があります。ユーザーがこのノードに接続するとき、アプリおよび [Work] (ワーク) セクションを作成するためのハブのボタンはユーザーに表示されません。実稼働環境のノード上でアプリを編集することはできません。
    • 開発環境: このサーバーは、ユーザーがアプリを作成できるようにすることを目的としていますが、公開済みのアプリを消費するための通常のユーザー トラフィックは処理されません。機能の作成と編集は有効化されています。
    • 両方: この設定では、ノードで両方のアクティビティを実行できます。つまり、通常のユーザー トラフィックが処理され、ユーザーはアプリを作成することもできます。

    ノード構成

    情報メモこのセクションは Shared Persistence インストールをお持ちの場合にのみ利用可能です。

    マルチノード環境の場合、1 つ以上のノードをフェールオーバー候補に選択できます。フェールオーバーのシナリオの場合、セントラル ノードが動作を停止すると、1 つのフェールオーバー候補がセントラル ノードのロールを担います。この解決策によって、単一障害点であるセントラル ノードに関わるリスクがなくなります。

    フェールオーバー候補の要件は、リポジトリ、エンジン、プロキシ、スケジューラーといったサービスがアクティブであることです。これらのサービスすべてがアクティブになっていないノードは、フェールオーバー候補になれません。

    情報メモ新しいノードを作成するときにだけ、フェールオーバー候補に指定できます。ノードの作成後、そのノードをフェールオーバー候補にすることはできず、フェールオーバー候補の選択を取り消すこともできません。

    ノード ロール

    フェールオーバー ノードにデフォルトで割り当てられるロールです。

    ノード ロール
    ロール 説明

    スケジューラー マスター

    Qlik Sense サイト内のスケジュール済みリロード タスクとユーザーの同期タスクを実行します。

    ライセンス保守管理者 Qlik Sense サイト内のライセンスとトークンの保守を行います。
    ユーザー シンクロナイザー Qlik Sense サイト内のユーザーの同期を行います。
    ノード レジスター Qlik Sense サイト内のノードの登録と削除を行います。
    アプリ マネージャー Qlik Sense サイト内のアプリの管理を行います。
    データベース クリーナー Qlik Sense サイト内のデータベースのクリーニングを行います。

    サービスのアクティブ化

    含めるサービスを選択します。アクティブ化しようとしたときにサービスがインストールされていなければ、インストールの完了時にプロパティが適用されます。

    サービスの説明
    プロパティ 説明

    [リポジトリ ]

    Qlik Sense Repository Service (QRS) が必ず含まれています。

    [エンジン ]

    Qlik Sense Engine Service (QES)。
    [印刷 ] Qlik Sense Printing Service (QPR)。

    [プロキシ ]

    Qlik Sense Proxy Service (QPS)。

    [スケジューラ ]

    Qlik Sense Engine Service (QSS)。

    タグ

    タグ プロパティ
    プロパティ 説明
    [タグ]
    ヒント メモ利用可能なタグがない場合、このプロパティ グループは空となります。

    紐付けられているタグがテキスト ボックスの下に表示されます。

    カスタム プロパティ

    情報メモカスタム プロパティを利用できない場合、このプロパティ グループには何も表示されません (あるいは表示されても空です)。ここで表示する前に、このリソース タイプでカスタム プロパティを利用できるようにする必要があります。
    [適用] をクリックして変更を保存します。 必須の項目が空欄の場合、[Apply] は無効になります。
  5. アクション バーで [適用] をクリックし、ノードを作成して保存します。

    ページの最下部に [追加されました] というメッセージが表示され、[承認パスワード] のあるダイアログが表示されます。

    [ホスト名 ] の入力を間違えると、[ノードを登録できませんでした] というメッセージが表示されます。

    情報メモノードを作成したら、ホスト名は編集できません。新しいノードを作成して正しいホスト名を入力します。
  6. 承認パスワードをコピーして、ダイアログの指示に従い、ホスト名コンピュータで証明書を承認します。

    成功すると、 [証明書の設定] ダイアログに [サービスのロックが解除されました] と表示されます。

  7. 新しいノードでインストールしたサービスを再起動します。

これで新しいノードが作成され、ノードを機能させるための証明書が承認されました。

負荷分散

負荷分散を使用すると、異なるノード間のワークロードをさらに均等に分散できます。セントラル ノードでは、負荷分散は仮想プロキシに自動的に追加されますが、その他のノードでは負荷分散を使用して仮想プロキシを主導で構成する必要があります。 新しい仮想プロキシを作成する場合、負荷分散を追加して、仮想プロキシが作業を転送するノードを選択して構成する必要があります。

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