ユーザー、グループ、役割、承認の移行

QlikView to SaaS Migration App は、ユーザー、資格、スペース、アプリケーション情報をエクスポートして、Qlik 移行ツールで提供されるスクリプトで使用できる、さまざまなテーブルを提供します。

ユーザーおよびグループ

(ユーザーによって) スペース権限を割り当てる必要がある場合、ユーザーが初回ログインする前にこれを行います。

1. QlikView to SaaS Migration App の [移行ツール] タブで、 [Export Users] (ユーザーのエクスポート) を選択し、移行するユーザーをエクスポートします。users.csv として保存します。

   詳細については、「ユーザー取得の設定」を参照してください。

   

2. CLI script 1_setusers.ps1 を実行する

• ユーザー定義は、ユーザー ログインとしてテナントに追加されます。

  • ユーザーが初回ログインする前に (ユーザーによって) スペース権限を割り当てる必要がある場合、事前入力します。

  • CLI スクリプト 1_setusers.ps1 を使ってユーザーを事前入力する

• グループ定義は、ユーザー ログインとしてテナントに追加されます。

管理者役割

ユーザーとグループを特定して、管理者/ユーザー役割に割り当てます。ほとんどの場合、ユーザーが QlikView で持っていた役割と似た役割をマッピングするリストを作成できるよう、ユーザーには前と同じ役割を担ってもらう方が便利です。

の管理者役割 QlikView

QlikView to SaaS Migration App の [移行ツール] タブで、[Explore QVPR] (QVPR を探索) を選択して、次のリストを表示します。

• QVPR ドキュメント管理者 (ソース フォルダー)

• ユーザー ドキュメント アクセス (ユーザー フォルダー)

• QVPR スーパーバイザー

参照先:Qlikview ドキュメント管理者を設定する方法

参照先:QMC のフォルダー アクセス タブのドキュメント スーパーバイザーとは

QlikView から Qlik Cloud への役割のマッピング

これは、QlikView の役割と Qlik Cloud の役割に推奨されるマッピングです。計画には、Migration ワークシートの [役割] タブを使います。

• QlikView 管理者 > テナント管理者

• ソース ドキュメント管理者 > 分析管理者

• ユーザー ドキュメント管理者 > 分析管理者

• スーパーバイザー > 分析管理者

追加の役割

次の役割は管理者役割ではありませんが、共有、管理、またはデータ スペースを作成し、API キーの生成または用語集の管理を行う権限が必要なユーザーに割り当てられた役割です。これらの役割の 1 つ以上を持つことができます。

• 共有スペース作成者: 共有スペースを作成できる

  • プロジェクト チーム ユーザー、コラボレーター、BI 管理者、開発者

• 管理スペース作成者: 管理スペースを作成できる

  • BI 管理者、IT

• データ スペース作成者: データ スペースを作成できる

• 開発者: API キーを生成できる

• データ スチュワード: 用語集を作成、更新、削除できる

の承認 QlikView

計画には、QlikView to SaaS Migration App および Migration ワークシートを使います。

1. QlikView to SaaS Migration App の [移行ツール] タブで、 [Export Apps] (アプリのエクスポート) を選択し、使用するユーザーをメモします。

   アプリは、マウントされたフォルダー (管理スペースの場合) とアプリのソース フォルダー (共有スペースの場合) に基づいて、スペースごとに再グループ化されます。

   

   

2. Qlik Cloud で使用されるユーザーをメモします。

3. Migration ワークシートの [スペース権限] タブを使用して、ユーザーまたはグループの権限を定義します。

資格

計画には、QlikView to SaaS Migration App および Migration ワークシートの [ライセンス] タブを使います。

1. QlikView to SaaS Migration App の [移行ツール] タブで、[Explore CALs] (CAL の探索) を選択します。

   QlikView to SaaS Migration App. の [Explore CALs] (CAL の探索) を選択します。

   

2. Qlik Cloud で使用されるユーザーをメモします。

QlikView レガシー ライセンス

Migration ワークシートの [ライセンス] タブを使用して、ユーザーのマッピングを定義します。

QlikView 新しいライセンス

Migration ワークシートの [ライセンス] タブを使用して、ユーザーのマッピングを定義します。