データフローをマッピング
変換やデータの再ルーティングを含む複数の入力および出力フローを処理するもっとも一般的な方法は、専用のマッピングコンポーネントを使用することです。
マッピングコンポーネントは、他のTalendコンポーネントよりも詳細な説明を必要とする高度なコンポーネントです。[Map Editor] (マップエディター)は、便利なグラフィカルインターフェイスを利用してデータフローをマッピング、変換、およびルーティングするために必要なすべてのパラメーターを定義できる「オールインワン」ツールです。
ウィンドウアイコンを使うと、[Map Editor] (マップエディター)および[Map Editor] (マップエディター)内のすべてのテーブルを最小化し復元できます。
この図はtMapのインターフェイスを示しています。他のマッピングコンポーネントの外観とは少し異なっています。たとえば、このインターフェイスの下部にある[Schema editor] (スキーマエディター)および[Expression editor] (式エディター)タブに加えて、tXMLMapには[Tree schema editor] (ツリースキーマエディター)と呼ばれる3番目のタブがあります。tXMLMapの詳細は、tXMLMapの操作をご覧ください。
[Map Editor] (マップエディター)はいくつかのパネルから構成されています。
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[Input panel] (入力パネル)は、エディターの左上のパネルです。これはすべて(メインおよびルックアップ)の入力側データフローをグラフィカルに表現したものです。このデータは入力テーブルのさまざまなカラムに集められます。テーブル名は、デザインワークスペースのジョブデザインでのメインまたはルックアップの行を反映しています。
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[Variable panel] (変数パネル)は、[Map Editor] (マップエディター)の中央パネルです。これは変数へのマッピングを通じて発生する冗長な情報を一元管理しており、変換を実行可能にするものです。
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[Search panel] (検索パネル)は[Variable panel] (変数パネル)の上にあります。これにより、[Find] (探索)フィールドに入力するテキストを含むカラムまたは式をエディター内で検索できます。
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[Output panel] (出力パネル)は、エディターの右上のパネルです。これにより、データおよびフィールドを入力テーブルおよび変数から適切な出力行にマッピングできます。
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下のパネルは入力スキーマと出力スキーマを説明するものです。[Schema editor] (スキーマエディター)タブでは、選択中の入力および出力テーブルのすべてのカラムのスキーマビューをそれそれのパネルに示しています。
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[Expression editor] (式エディター)は、入力/出力データ、変数式、またはフィルタリング条件のすべての式キーを編集するツールです。
[Map Editor] (マップエディター)の入力/出力テーブルの名前は、入力側および出力側フロー(行接続)の名前を反映しています。
次のセクションでは、特定の性質を持つフローをマッピングできる異なるマッピングコンポーネントを別々に示します。