WSDLファイルを編集
Talend Studioでは、WSDLエディターでWSDLファイルをグラフィカルに参照または編集できます。トップレベルWSDLオブジェクトの各タイプは、テーブルビューの中に表示されます(サービス、バインド、ポートタイプなど)。それぞれのテーブルビューには、オブジェクトのストラクチャーを示す1つ(または複数)の行が含まれます。サービス、バインド、およびポートタイプオブジェクトはリンクされています。表示される行は、それらのオブジェクト間の参照(または関連付け)を示します。
上記のスクリーンショットは、以下の内容を含むWSDL基本スケルトンを示します。
- service (サービス)。バインドのアドレスを指定し、単一の通信エンドポイントを定義する関連ポートのセットの集約に使用します。
- binding (バインド)。特定のポートタイプで定義されたオペレーションおよびメッセージの具体的なプロトコルおよびデータ形式仕様を指定します。
- port type (ポートタイプ)。それぞれが入力メッセージおよび出力メッセージを参照する抽象的なオペレーションのセット。
WSDLエディターを使用して、[Properties] (プロパティ)ビューでWSDLファイルを編集できます。
[Properties] (プロパティ)ビューは、Talend Studioのデザインエディターの下部に位置し、選択したWSDLオブジェクトの属性のリストおよび編集可能な属性値を表示し、次の編集用タブが含まれます。
- [General] (一般設定)タブ。オブジェクト属性のリストを表示します。
- [Documentation] (ドキュメンテーション)タブ。ユーザーに読んでほしい情報を指定します。
- [Extensions] (拡張機能)タブ。拡張機能コンポーネントの追加に使用されます。