ジョブ内のコンポーネントタブのダイナミック設定
このタスクについて
どのコンポーネントの[Basic settings] (基本設定)タブや[Advanced settings] (詳細設定)タブにも、コンポーネントパラメーター用にさまざまなチェックボックスやドロップダウンリストが表示されます。通常、そのようなパラメータータイプで使用できる変数は、ジョブの設計時のみ編集が可能です。
[Component] (コンポーネント)ビューの[Dynamic settings] (ダイナミック設定)タブでは、これらのパラメーターをコードや変数にカスタマイズできます。
この機能によってこれらのパラメーターを変数として定義し、コンテキスト依存にできますが、デフォルトではそのように想定されていません。
この機能の他の利点としては、実行時にコンテキスト設定を変更できるようになったことが挙げられます。ジョブをエクスポートし、ジョブ実行サーバーにデプロイする場合などに便利です。
TCKフレームワークで作成されたコンポーネントのチェックボックスとドロップダウンリスト(Talendコンポーネントとカスタムコンポーネントの両方)はすべて[Dynamic settings] (ダイナミック設定)タブでカスタマイズできますが、次の制限を伴います:
- 依存パラメーターを持つチェックボックスやドロップダウンリストはサポートされていません。たとえばtDBInputコンポーネントの[Advanced settings] (詳細設定)で[Use Fetch size] (フェッチサイズを使用)チェックボックスが選択されている場合は、[Fetch size] (フェッチサイズ)フィールドが表示されます。そのため、ダイナミック設定の使用については[Use Fetch size] (フェッチサイズを使用)チェックボックスはサポートされていません。
- [tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計)、[Enable parallel execution] (並列実行を有効化)、[Show Information parameters] (情報パラメーターを表示)の各チェックボックスはサポートされていません。
- リポジトリーの値を使用するパラメーターはサポートされていません。
- [Component list] (コンポーネントリスト)ドロップダウンリストは、[Use existing connection] (既存の接続を使用)チェックボックスが選択されている場合にのみサポートされます。
コンテキスト変数など、このようなタイプのパラメーターをカスタマイズするには次のステップに従います。
手順
タスクの結果
情報メモ注: パラメーターをコンテキスト変数として設定する場合は、[Context] (コンテキスト)ビューで該当する変数を作成します。コンテキスト変数の定義の詳細は、コンテキストビューでコンテキスト変数を定義をご覧ください。
ダイナミックパラメーターの定義方法を示すユースケースは、コンテキストグループを定義をご覧ください。