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[Map Editor] (マップエディター)でのスキーマ設定

[Map Editor] (マップエディター)では、テーブルスキーマのタイプを[Built-In] (組み込み)と定義して、[Schema editor] (スキーマエディター)パネルでデータストラクチャーを修正するか、[Repository] (リポジトリ―)と定義してリポジトリーからデータストラクチャーを取得できます。デフォルトでは、スキーマタイプはすべてのテーブルに対して[Built-In] (組み込み)に設定されています。

リポジトリーからスキーマストラクチャーを取得

About this task

選択したテーブルのスキーマストラクチャーをリポジトリーから取得するには、以下の操作を行います:

Procedure

  1. テーブルの上部にある[tMap settings] (tMap設定)ボタンをクリックして、テーブルプロパティを表示します。
  2. [Schema Type] (スキーマタイプ)[Value] (値)フィールドをクリックして表示される[...]ボタンをクリックし、[Options] (オプション)ダイアログボックスを開きます。
  3. [Options] (オプション)ダイアログボックスで、[Repository] (リポジトリー)をダブルクリックするか、選択してからOKをクリックしてダイアログボックスを閉じると、[Schema Type] (スキーマタイプ)の下に[Schema Id] (スキーマID)プロパティが表示されます。
    情報メモNote: ここでリポジトリースキーマ項目を指定せずに[Map Editor] (マップエディター)を閉じると、スキーマタイプは[Built-In] (組み込み)に戻ります。
  4. [Schema Id] (スキーマID)[Value] (値)フィールドをクリックして表示される[...]ボタンをクリックし、[Repository Content] (リポジトリーコンテンツ)ダイアログボックスを表示します。
  5. [Repository Content] (リポジトリーコンテンツ)ダイアログボックスで、すべてのコンポーネントで一元管理されているスキーマから作成中のスキーマを選択して、OKをクリックします。
    [Schema Id] (スキーマID)[Value] (値)フィールドには、ここで選択したスキーマが入力され、テーブルに対する[Schema editor] (スキーマエディター)パネルの内容はすべて読み取り専用となります。
    マップエディターからの定義済みデータ。
    情報メモWarning: 結合の従属テーブルのスキーマタイプを[Built-In] (組み込み)から[Repository] (リポジトリー)に変更すると、結合が失われます。
    情報メモNote: [Map Editor] (マップエディター)で作成したテーブルのスキーマを変更すると、tMapコンポーネントに接続している対応コンポーネントのスキーマが自動的に同期されます。

スキーマカラムの検索

About this task

tMapのスキーマカラムフィルターを使えば、入力または出力スキーマカラムもしくは複数のカラムを、多数の中から1回の操作ですばやく検索できます。

以下の例では、[Map Editor] (マップエディター)の出力テーブルから"customer"という文字列を含むカラムを検索する方法を示します。

Procedure

  1. マップエディターを開き、テーブルの上部にある[Enable/disable column name filter] (カラム名フィルターを有効化/無効化)をクリックし、フィルターエリアを開きます。
    [Location of the Enable/disable column name filter] (カラム名フィルターを有効化/無効化)アイコンの場所。
  2. フィルターエリアに検索文字列、この例ではcustomerを入力します。
    入力を開始すると、テーブルには入力された文字に一致するカラムが表示されます。
    出力セクションからのフィルターの例。

[Schema Editor] (スキーマエディター)の使用

[Schema Editor] (スキーマエディター)では選択したテーブルのすべてのフィールドの詳細を設定します。テーブルのスキーマタイプを[Built-In] (組み込み)に設定すると、テーブルのスキーマを修正できます。

スキーマテーブルの下部のツールバーを使って、スキーマにカラムを追加、移動、または削除します。

スキーマをリポジトリーからロードする、またはファイルにエクスポートできます。

[Schema Editor] (スキーマエディター)のカラム
メタデータ 説明
カラム [Map Editor] (マップエディター)のスキーマ、および入力または出力コンポーネントスキーマで定義したカラム名。
キー キーは、結合リンクでデータを取得するため式キーのデータを使用するかどうかを示します。チェックボックスをオフにした場合は、結合関係が無効になります。
[Type] (タイプ) データのタイプ: 文字列、整数、日付、その他。
情報メモNote: Javaバージョンではこのカラムは常に定義されている必要があります。
[Length] (長さ) -1の場合、スキーマで長さの値が定義されていないことを示しています。
[Precision] (精度) 小数点の右側の桁数を定義します。
[Nullable] (nullを許可) フィールド値にNULLを許可しない場合はこのチェックボックスをオフにします。
デフォルト フィールドに定義されているデフォルト値があれば表示されます。
[Comment] (コメント) 自由形式の説明文。役立つコメントがあれば入力します。
情報メモNote: 入力メタデータと出力メタデータは、互いに独立しています。たとえば、入力スキーマのカラムラベルに影響を与えずに、出力側のカラムのラベルを変更できます。

ただし、メタデータの変更はtMapの関連(入力または出力)エリアの該当するスキーマにただちに反映され、デザインワークスペースのコンポーネントで定義したスキーマにも反映されます。

赤色の背景は、無効な文字が入力されたことを示しています。コードに入力されたテキストをジョブで解釈して使用するため、特殊文字のほとんどは許可されていません。許可されている文字には英小文字、英大文字、開始文字として使わない場合は数字が含まれます。

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