サブジョブの並列実行の制御
Talend StudioではtParallelizeコンポーネントを使って、ジョブのアクティブなサブジョブの並列実行をオーケストレーション化します。
ジョブに複数のサブジョブが含まれている時は、サブジョブのいくつかを並列に実行し、並列実行の最終段階で他のサブジョブの実行の同期が可能になります。
その操作でtParallelizeを使えば、実行対象のサブジョブをすべて制御できます。
情報メモ警告: tParallelizeコンポーネントはData Integrationジョブ用にデザインされています。並列リクエスト間ではスレッドセーフではなく、メモリとCPUが大量を消費してしまうので、データサービスジョブやルートのコンテキストでは使用しないでください。並列処理が必要な場合はルートを使用してください。
図のサンプルでは、まずtParallelizeがworkflow_sales、workflow_rd、workflow_financeというサブジョブを起動します。この実行が完了した後にworkflow_hrを起動します。