ワークフローの開始とワークフロータスクの終了
通常、どのワークフローでも最初のステップは、マスターデータに特定の変更を加えることでワークフロー自体をトリガーする、一種の開始ステップです。ただし、この変更は、デザインされたワークフロー内のすべてのステップを経て、承認か非承認によって終了するまで、保存されません。
開始ステップを割り当てられたビジネスユーザーは、ワークフローをトリガーし、続いて、前のステップが完了すると、ワークフロー内の各ステップが有効になります。
以下のサンプルでは、MDMデモプロジェクトからインポートされたワークフローを使用しています。ある製品の価格の変更を検証するために、ワークフローProduct_Productがデザインされました。ワークフロー内で、2つの人手による介入が定義されました: 最初の介入は変更を開始するもので、2番目の介入はその変更を検証するものです。ワークフローの詳細は、『Talend Studioユーザーガイド』を参照してください。
始める前に
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MDMサーバーが起動済みであること。
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BPMサーバーが開始済みであること。
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MDMユーザー情報がMDMサーバーからBPMサーバーに同期済みであること。
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適切なユーザー認証およびアクセス権が付与されたロールが割り当てられているはずです。
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ワークフローの開始ステップで介入するユーザーとして定義されているTalend Studioで、少なくとも1つのワークフローが定義されていること。
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ワークフローを開始するために[Runnable Process] (実行可能なプロセス)が作成済みであること。[Runnable Process] (実行可能なプロセス)の詳細は、『Talend Studioユーザーガイド』を参照してください。
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管理するマスターデータが保存されているデータコンテナーが選択済みであること、およびマスターデータを照合するデータモデルが検証されるようになっていること。