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クラスターモードでTalend Data Stewardshipをインストール

クラスターモードでTalend Data Stewardshipをインストールするためには、<installation_folder>/tds/config/data-stewardship.properties設定ファイルに変更を加える必要があります。

このインストールを実行するには、必要な数のTalend Data Stewardshipのインスタンスとその依存項目をインストールし、設定する必要があります。

始める前に

手順

  1. 最初のTalend Data Stewardshipインスタンスをインストールします。
    インストール手順の詳細は、Talend Data Stewardshipを手動でインストールをご覧ください。
  2. <installation_folder>\tds\config\data-stewardship.propertiesファイルでmongodb.hostプロパティを編集し、複数のMongoDBインスタンスのホストとポートを指定します。
    以下の構文を使います。
    spring.data.mongodb.host=<host1>:<port1>,<host2>:<port2>,...,<hostN>
    最後のホストを除いて、異なるURLのホストとポートを連結する必要があります。最後のホストはmongodb.portプロパティの値を継承します。例:
    spring.data.mongodb.host=mongorep-mongodb-replica-1.mongorep-mongodbreplica.
    default.svc.cluster.local:27017,
    mongorep-mongodb-replica-0.mongorep-mongodbreplica.
    default.svc.cluster.local:27017,
    mongorep-mongodb-replica-2.mongorep-mongodbreplica.
    default.svc.cluster.local:27017,
    mongorep-mongodb-replica-3.mongorep-mongodbreplica.
    default.svc.cluster.local
    spring.data.mongodb.host=27017
  3. KafkaインスタンスとZooKeeperインスタンスのホストとポートを指定するプロパティを編集します。
    MongoDB URLと同様、KafkaとZooKeeperのホストとポートは、最後のポートを除いて連結させることが必要です。最後のポートは専用のプロパティを継承します。
    talend.kafka.brokers=host1:9092,host2:9092,host3
    talend.kafka.port=9092
    talend.zookeeper.nodes=host1:2181,host2:2181,host3
    talend.zookeeper.port=2181
    ホスト名とポート番号を結び付ける以下のピアポートパラメーターも指定します。
    kafka.broker=host1:9092,host2:9092,host3:9092
    schema.kafka.broker=host1:9092,host2:9092,host3:9092
  4. セッション処理時間を長くして予期しないログアウトのリスクを低減させるには、以下の行を追加します。
    security.token.renew-after=600
    security.token.invalid-after=3600
  5. <installation_folder>\iam\apache-tomcat\clients\tds-client.jsonファイルを編集し、ロードバランサーのポートを指定するpost_logout_redirect_urisフィールドとredirect_urisフィールドにリダイレクトURLを追加します。
    オプションとして、Talend Data Stewardshipインスタンスの1つに直接アクセスするには、その他のインスタンスのリダイレクトURLをフィールドに追加します。
  6. Kafkaトピック用のパーティションを各Talend Data Stewardshipインスタンス内に作成します。
    1. Talend Data Stewardshipインスタンスを起動します。これにより、複数のKafkaトピックが自動的に作成されます。
    2. インスタンスを停止し、トピックごとにパーティションを手動で定義します。Kafkaノードと同じ数のパーティションを定義する必要があります。
      詳細は、Kafkaのドキュメンテーションをご覧ください。
    3. インスタンスを再起動します。

タスクの結果

これで、クラスターモードで複数のTalend Data Stewardshipインスタンスがインストールされ、作業できるように設定されました。

情報メモ注: ライセンスにTalend Dictionary Serviceが含まれている場合は、クラスターモードでインストールすることもできます。詳細については、クラスターモードでTalend Dictionary Serviceをインストールをご覧ください。

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