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Talend Studio 7.3で共有モデルを有効化

Talend Studio 7.3.1では共有モードがサポートされているため、Talend Studio 7.3.1がインストール済みであるマシンのどのユーザーでも、さまざまな設定やワークスペースで作業できるようになります。

異なる設定とワークスペースでTalend Studioの同じインスタンスにアクセスする、3人の異なるユーザーを示す図。
情報メモ注: 推奨合計メモリは1ユーザーの推奨メモリに接続ユーザー数を乗じたものです。

このタスクについて

次の手順では、Talend Studioの共有モードを有効にする方法を示します。

手順

  1. Qlikから提供されたライセンスファイルをTalend Studioインストールディレクトリーのルートに置きます。
  2. Talend Studioインストールディレクトリーへの完全な読み書きアクセス権を持つユーザーにTalend Studioを起動させます。
  3. [Additional Talend Packages] (Talend追加パッケージ)ダイアログボックスで、プロジェクトのニーズに合わせてパッケージを選択します。ただし、必須であるサードパーティライブラリーとオプションのサードパーティライブラリーは除きます。
    • サードパーティライブラリーは各ユーザーの設定フォルダーにインストールされます。ディスク容量を節約できるよう、Qlikは、各ユーザーが必要な時だけサードパーティライブラリーをインストールすることをお勧めします。
    • サードパーティライブラリー以外のパッケージは共有モードを有効にするとインストールできないため、Qlikは、共有モードを有効にする前にそれらのパッケージをインストールすることをお勧めします。
  4. 選択したパッケージのインストールが完了したら、必要なアップデートをすべてインストールします。
    • 共有モードを有効にするとアップデートをインストールできなくなるため、Qlikは、共有モードを有効にする前にアップデートをインストールすることをお勧めします。
    • 最新のアップデートは、インストール後、Talend Studioインストールディレクトリーの下にあるpatchesフォルダーに保存しておくことが必要です。

    アップデートのダウンロードと適用方法の詳細は、Talend Studioをアップデートをご覧ください。

  5. 必須パッチのインストールが完了したら、Talend Studioを閉じます。
  6. Talend Studioの共有モードを有効にするためには、 <Talend-Studio>/configuration/config.iniの最後に osgi.configuration.areaosgi.instance.areaという2つのプロパティを追加します。<Talend-Studio>にはTalend Studioのルートフォルダー名が入ります。例:
    osgi.configuration.area=/USERS/$USER$/studio/configuration
    osgi.instance.area=/USERS/$USER$/studio/workspace

    この2つのプロパティによって、ユーザーごとにTalend Studioの設定とワークスペースが指定されます。他のシステムプロパティや環境プロパティを使って場所を指定することもできます。場所の変数はそれぞれ、$文字のペアで囲む必要があります。

    後で各ユーザーが同じマシンでTalend Studioを起動すると、設定フォルダーとワークスペースフォルダーが自動的に作成されます。

次のタスク

Talend Studioの共有モードを有効にした後にパッケージやパッチをインストールする必要がある場合は、まずこの2行を削除して共有モードを無効にし、再起動してTalend Studioをいったん閉じてください。その後は通常通りにパッケージやパッチをインストールできるようになります。

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