フルテキストインデックス複製
MDMには、JMSトピックに基づく組み込みフルテキストインデックス複製が用意されています。
各MDMサーバーインスタンスがそれぞれ独自のフルテキストインデックスを維持しています。クラスター内でインデックスの一貫性を保つには、各ノードが自身のインデックスに変更を適用できるように、1つのノードで行った変更を逐一その他のノードにブロードキャストする必要があります。これはフルテキストインデックス複製と呼ばれています。
1つのクラスター内に複数のMDMサーバーノードがあるとします。フルテキストインデックスに影響を与える変更を1つのノードで行う必要がある場合、ノードはこの変更をローカルで実行し、1つのトピックに関するJMSメッセージを送信します。その他すべてのノードは、インデックスの一貫性を保つために、メッセージを受信した時に同じ変更をローカルで実行します。
この機能は、MDMデータソースでフルテキスト機能が有効になり、ファイル<$INSTALLDIR>/conf/mdm.confのSystem Settingsセクションの下にsystem.cluster=trueが追加されると、直ちに有効になります。
JMSブローカーとしてApache ActiveMQを使用して実行する場合、フルテキストインデックス複製に使用されるJMSトピックは、org.talend.mdm.server.index.replicationになります。