メイン コンテンツをスキップする 補完的コンテンツへスキップ

CI/CDマニフェストを設定

互換性のあるバージョンにプロジェクトが移行されたので、これからマニフェストを設定してTalend Cloudにアーティファクトを公開できます。マニフェストでは、CVEレポートを作成したり、ジョブやルートのようなプロジェクトアーティファクトをビルド、生成、公開したり、関連するTalend Management Consoleタスクを作成したりできます。

このタスクについて

このセクションでは、プロジェクトをアップグレードするためのCI/CDマニフェストを設定します。

選択したプロジェクトをロードすると、Talend Studioウェブバージョンでは、Talend Project Analysisに似たユーザーインターフェイスが表示されます。

新しいCI/CDタブが作成されます。

[Configuration] (設定)タブでは、マニフェストのさまざまなエレメントが次のように要約されます:
  • [Environment] (環境): 選択されたサンドボックスのバージョン
  • [Source] (ソース): Talend プロジェクトの場所
  • [Target] (ターゲット): マニフェストのタイプ

手順

  1. マニフェストターゲットを選択します。マニフェストには複数のターゲットを選択できます。選択したマニフェストターゲットに応じて、設定に必要なステップに従ってください:
    • Talend Cloud: プロジェクトアーティファクトをTalend Cloudに公開し、関連する実行タスクを作成および設定します。必要なステップの詳細は、Talend Cloudマニフェストターゲットをご覧ください。
    • [Artifact repository] (アーティファクトリポジトリー): プロジェクトアーティファクトをアーティファクトリポジトリー(NexusまたはArtifactory)に公開します。必要なステップの詳細は、アーティファクトリポジトリーのマニフェストターゲットをご覧ください。
    • [CVE Report] (CVEレポート): 選択したプロジェクトのCVEレポートを生成します。このターゲットではいずれの設定も必要ありません。
    • [Project Upgrade] (プロジェクトアップグレード): 選択したサンドボックスのバージョンに基づいて、プロジェクトのアップグレードを生成します。このターゲットではいずれの設定も必要ありません。
      情報メモ警告: このターゲットは他のターゲットとは組み合わせられません。
  2. マニフェスト定義の最後の部分は、このCI/CDマニフェストのプロジェクトアセット(ジョブおよびルート)の選択です。Talend Studioウェブバージョンツリーに、CI/CDで利用可能なアセットの選択がリスト表示されます。プロジェクトツリーで該当するチェックボックスをクリックしてアセットを選択します。選択項目は、マニフェストの[Assets] (アセット)セクションに反映されます。
    CI/CDマニフェストページでアセットセクションが強調表示されている状態
  3. マニフェスト定義は保存できます。[Save] (保存)をクリックし、必要であれば名前と説明を入力します。マニフェストに追加の変更(ターゲット設定やアセットリストでの変更)が行われた場合は、[Update] (アップデート)ボタンを使って変更を永続化させる必要があります。

タスクの結果

プロジェクトをアップグレードするためのCI/CDマニフェストが設定されます。生成済みのCI/CDパイプラインをサンドボックスで実行できるようにしたマニフェストを保存する必要があります。

Talend Cloudマニフェストターゲット

手順

  1. Talend Cloudを選択したら、アーティファクトが公開され、タスクが作成されるデスティネーションの環境ワークスペースを選択します。利用可能な値はTalend Cloudからロードされます。
    Talend Cloudの設定ページでの設定例
  2. [Task Name & Description Templates] (タスクの名前と説明のテンプレート)セクションで、[Edit] (編集)をクリックしてダイアログボックスを開きます。
  3. タスク名とタスク説明のテンプレート値は、静的テキストと、実行時に解決される変数を組み合わせることができます。ダイアログボックスの左側に、利用可能な変数のリストが表示されます。名前や説明の一部として変数を追加する場合は、その変数をクリックするか、専用のフィールドに変数を入力します。
    [Edit Task Name and Description Template] (タスクの名前と説明のテンプレートを編集)ページ
  4. [Runtime] (ランタイム)セクションで、作成したタスクに関連付けられているランタイムのタイプを選択します。利用可能なRemote EngineとRemote Engineクラスターがリスト表示されます。
  5. マニフェストターゲットが設定されたので、プロジェクトCI/CDマニフェストの設定を完了させる必要があります。ここで説明されているステップに従ってください。

アーティファクトリポジトリーのマニフェストターゲット

手順

  1. [Artifact Repository Servers] (アーティファクトリポジトリーサーバー)[Artifact Repository] (アーティファクトリポジトリー)を選択した場合は、使用したいリポジトリーのタイプを選択します。
    Nexusを例とする[Artifact Repository Configuration] (アーティファクトリポジトリーの設定]ページ
  2. リポジトリーのURLと認証情報を入力します。
  3. [Connect] (接続)をクリックします。
  4. 利用可能なリポジトリー名のリストが表示されるので、いずれかを選択します。
  5. マニフェストターゲットが設定されたので、プロジェクトCI/CDマニフェストの設定を完了させる必要があります。ここで説明されているステップに従ってください。

このページは役に立ちましたか?

このページまたはコンテンツにタイポ、ステップの省略、技術的エラーなどの問題が見つかった場合はお知らせください。